これが私の仕事 |
大学と企業との共同研究に関わる契約事務作業 私が現在担当している仕事は、主に共同研究の契約事務に従事しております。共同研究、契約事務といっても聞きなれない単語かと思いますが、企業が大学の教授という研究の第一人者の知見を借りて研究を行う事があり、この時に共同研究を行うことがあります。(他にも受託研究、学術コンサルティングなど様々な形態がありますが、ここでは割愛します。)この共同研究を行う際に、この研究によってできた発明をどのように取り扱うか、研究にかかる費用はいくらなのか、などの条件をあらかじめ契約書として定めます。この時に企業と大学の間で契約書を締結する為に契約書内容の調整及び事務手続きを行う仕事が契約事務の仕事となります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
様々な企業との共同研究契約の案件を担当することができたこと 今の係に配属されて半年ほどですが、既に50件ほどの契約業務を行いました。大学の仕事は単なる事務仕事が多いかと考えておりましたが、共同研究の契約事務を行うと、人と人とをつなぐ必要がある仕事だと分かりました。大学と企業では共同で研究する場合でもスタンスが大きく違います。大学は非営利の研究機関ですが、一般的な企業は営利を求めることが必要な機関です。なのでお互いに求めるものが違うことを念頭に置いて対応する必要がありますが、各企業、各先生方においても重視する点が違ってきます。それらの多くの人の意見を取りまとめて契約の調整を行うことが出来た際に、達成感を感じることができました。折衝力を鍛えることができるいい仕事だと感じました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
今後社会で活躍する技術者・研究者を輩出する大学に貢献したい。 元々は転職で公務員試験を受けるために、国立大学法人の試験も受けていました。その中で、九州工業大学は小規模な大学だと認識がありましたが、説明会を受けた際に、小規模な大学だからこその利点として若手でも活躍しやすい職場である事、発言が通りやすく風通しのいい職場であると説明され非常に興味を持ちました。また、九州工業大学は自分の母校であり、今後の日本を担う研究者、技術者を輩出している機関であることは知っておりましたので、九州工業大学で自身の力を役立てたいと考えました。また、福利厚生が充実しており、パパ育休の制度など男性でもが育休が取れる制度となっている点も非常に魅力だと思います。 |
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これまでのキャリア |
前職:金属加工業(1年)→IT企業(2年)→現職
現職:総務人事課人事給与係(半年)→研究企画課産学連携係(~現在) |