東亜工業株式会社

自動車部品と住宅部材の先行技術開発型メーカー 「TOA」。自動車事業では、コンピューターを活用したデジタル技術を駆使して研究開発・開発設計を推進してきました。テクニカルセンターは、3次元CAD、CAE、CAM、プレス成形加工や溶接工程のシミュレーション設備をはじめ、アッセンブリーで評価できる強度試験設備や塗装評価設備など、開発環境を整備し、技術開発型部品メーカーを目指してきました。自動車メーカーの新製品開発では、基本設計段階から共同開発を進め、先行開発型の技術で新製品開発に貢献しています。自動車事業で培ってきた開発技術力は工業化住宅にも活きています。

住宅事業においては、工場生産だからこそ可能な高精度・高品質な住宅部材を、工業化住宅メーカーのベストパートナーとして、お客様の注文に合わせ、多品種少量生産、短納期、ローコストを実現し、最大効率を発揮する工場にて製造しています。受注から設計、ものづくり、組立、強度試験、評価、現地輸送まで一貫した生産管理システムの運用により、住宅メーカーのベストパートナーとしての信頼を獲得しています。

2000年、米国インディアナ州に100％出資の子会社『TOA（USA）』を設立。2002年より生産開始。開発から量産までを一貫して行う生産拠点として、自動車用サスペンション部品や車体骨格部品を製造、供給しています。この工場では、3000トンのトランスファープレスなどで大型部品の製造にも対応。自動車部品の軽量化と安全性の両立という、自動車メーカーのニーズに応えています。プレス・溶接・塗装までの一貫生産体制を確立した工場として、海外戦略拠点の中心を担っています。