業種 |
団体・連合会
共済/その他金融/農林/食品
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本社 |
北海道
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北海道の十勝平野にある中札内村は、豊かな自然環境に恵まれており、農畜産業がさかん。中札内村農業協同組合(JA中札内村)は、農畜産業を営む組合員を支え、地域農業の振興に取り組む組織です。農業協同組合(JA)の事業内容は幅広く、技術や経営に関する指導を行う「営農指導」や、貯金・ローン・保険などを扱う「信用事業」など地域に根ざした事業を展開。豊かで魅力あふれる地域農業を目指し、組合員とともに活動しています。
北海道の十勝平野南西部、札内川の流域に広がる中札内村。畑作と酪農、畜産を基幹産業としており、小麦、豆類、馬鈴薯、てん菜、牛乳、鶏卵などの生産が行われています。JA中札内村は、地域と一体となって「次世代に継承できる力強い農業」と「豊かで魅力ある地域社会」を目指してきました。その取り組みのひとつが「循環型農業」の推進。畑作農家と畜産農家が連携して土づくりを行い、安全・安心・高品質な農畜産物の安定供給に努めています。中札内村は自然豊かな地でありながら、十勝地方の中心地・帯広市から約28km、帯広空港からは約10kmと便利な立地。地域に根ざして活躍しながら充実したプライベートも実現できる環境が整っています。
JA中札内村では、農産物に付加価値をつけて流通させる取り組みを行っています。たとえば北海道内で一大生産地として知られる枝豆は、採れたてのおいしさを届けるために収穫から3時間以内に冷凍加工し、「そのままえだ豆」「そのまま黒えだ豆」の商品名で全国各地に出荷。ほかにも急速冷凍した「すじなしいんげん」や手作りの「えだ豆餃子」など、さまざまな加工品を製造・販売しています。組合員とともに品質や技術の追求にも取り組み、2019年には当組合の農産物加工処理施設が食品安全管理の国際規格「FSSC22000」認証を取得。2024年には、高品質の小麦づくりに取り組む当組合麦豆事業部会が、全国麦作共励会「農林水産大臣賞」を受賞しました。
組合員を支え、地域農業の発展に尽くすJAの業務内容は多岐にわたります。JA中札内村の事業は大きく分けて「経済事業」「営農指導事業」「信用事業」の3つ。経済事業では農畜産物の加工・製造・販売業務や、肥料、農機具、燃料などを供給する購買業務を行っています。営農指導事業では、農畜産物の生産支援や技術指導といった経営に関することや、組合員の健康管理活動などを幅広く実施。農業所得の向上や、地域農業の振興に貢献しています。信用事業では貯金・貸出業務や、万が一の保障に対応する共済業務など、地域に密着した金融サービスを提供。こうした業務を通じて、組合員の農業経営や生活をサポートするのが私たちの役割です。
事業内容 | ■経済事業
販売業務(農産販売、畜産販売、加工販売) 購買業務(生産資材の供給、整備工場・ガソリンスタンドの運営) ■信用事業(JAバンク・JA共済) 貯金業務 貸出業務 共済業務 ■営農指導事業 営農技術・経営改善指導 |
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設立 | 1948年3月6日 |
資本金 | 出資金:18億2600万円(2024年1月現在) |
従業員数 | 137名(2024年1月現在) |
売上高 | 60億1300万円(2023年度実績) |
代表者 | 代表理事組合長 島次 良己 |
事業所 | ■本店・事務所
本店(農業管理センター)/北海道河西郡中札内村東1条南2丁目14 営農コミュニティーセンター/北海道河西郡中札内村東3条南3丁目 農産物加工処理施設事務所/北海道河西郡中札内村東1条北8丁目 ■工場・施設 農産物加工処理施設第1工場・第2工場/北海道河西郡中札内村東1条北8丁目 肥料配合工場/北海道河西郡中札内村東3条南3丁目 肥料保管庫/北海道河西郡中札内村東3条南3丁目 馬鈴薯貯蔵施設/北海道河西郡中札内村東4条南2丁目 馬鈴薯選別施設・スケール事務所/北海道河西郡中札内村東4条南1丁目 豆類乾燥施設/北海道河西郡中札内村東5条南5丁目 乾燥調製施設・事務所/北海道河西郡中札内村東5条南5丁目 車輌整備工場/北海道河西郡中札内村東2条南2丁目 ■給油所 ホクレンスタンド/北海道河西郡中札内村大通南3丁目24番地 ■直売所 直売所中札内店/北海道河西郡中札内村西1条北8丁目 |
沿革 | 1948年 中札内村農業協同組合設立
1949年 農協青年部結成 1953年 農協婦人部結成 1954年 上札内支所新築 1955年 農協集乳事業開始、澱粉工場・乾燥工場建設 1956年 肥料配合工場建設 1957年 上札内澱粉工場建設、生乳共販実施、集乳所建設 1958年 上札内農業倉庫・種畜管理所建設 1960年 農業生産法人設立(3社) 1962年 合理化澱粉工場建設 1963年 有線放送電話施設完成、上札内支所・店舗・職員住宅・ガソリンスタンド建設 1968年 南十勝合理化澱粉工場操業開始、法人協議会設立 1970年 中札内振興会社設立、農業倉庫落成 1971年 農業管理センター落成 1973年 馬鈴薯貯蔵施設完成 1975年 機械銀行設立、麦類乾燥貯留施設完成、事業部会制導入 1978年 農協創立35周年記念 ▲ダミー/30周年記念ではありませんか?ご確認ください▲ 1980年 機械技術センター設立 1982年 肥料配合工場施設建設 1984年 農協無線施設完成 1985年 中札内村畜産研究所設立、朝日農業賞受賞、農協信用事業オンライン稼働、「有機農業の村」宣言 1990年 ホクレン中札内村給油所新築、都銀・地銀とのCDオンライン化 1992年 農産物加工施設(枝豆工場)建設 1993年 肥料倉庫・肥料原料倉庫建設、地区を農事組合に再編 1994年 営農コミュニティーセンター建設 1995年 中札内農業活性化研究所設立 1996年 十勝産業株式会社を農協に移管 1998年 農協創立50周年記念式典 2000年 麦乾施設増築改修 2002年 スケール事務所新設 2003年 てん菜反収7t突破記念式典、生乳出荷3万t突破記念式典 2004年 「枝豆羊羹」等の新商品開発 2005年 大規模草地育成牧場業務を村より受託、農産物加工処理施設増築、農産物加工処理施設事務所建設 2006年 枝豆を道産原料使用登録商品に登録、農産物加工処理施設トラックスケール取得 2007年 馬鈴薯集出荷貯蔵管理施設建設 2008年 給油所をセミセルフ化 2009年 わが村は美しく―北海道銀賞受賞、全国農業コンクール名誉賞受賞、農産物加工処理施設増築 2010年 日本農業賞特別賞受賞、農業推定粗生産高100億円突破 2011年 貯金残高200億円突破、第1回枝豆旗争奪少年野球大会開催、農産物加工処理施設「北海道HACCP」認証、えだ豆サミットin十勝2011開催 2012年 環境保全型農業推進コンクール大賞受賞、「そのまま黒えだ豆」が日本農業新聞一村逸品大賞受賞、農産物加工処理施設集出荷貯蔵施設増築、サヤインゲンが「北のクリーン農産物(YES!clean)」取得 2014年 加工販売事業販売品取扱高20億円突破、中札内村特産品推進プロジェクト会議設置 2015年 乾燥調整施設事務所新築 2016年 日本農業賞大賞受賞、「そのままえだ豆」が北のブランド2016金賞受賞、農産物加工処理施設第2工場新設 2017年 「すじなしインゲン」が北のブランド2017金賞受賞、JA中札内村直売所新築開店 2018年 「中札内村えだ豆」を地域団体商標に登録 2019年 農産物加工処理施設が「FSSC22000認証」取得、農産物加工処理施設第1工場選別・包装ライン全面改修 2022年 てん菜共同育苗施設新設、直売所セミセルフレジ導入 2023年 資材倉庫・農薬保管庫新設、JA中札内村麦豆事業部会が全国麦作共励会農林水産大臣賞受賞 |
国際認証 | FSSC22000取得 |