業種 |
機械
精密機器/重電・産業用電気機器/半導体・電子部品・その他/プラント・エンジニアリング
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本社 |
東京
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身の回りにある全ての物は開発の過程で様々な“試験機”を使用して試験をし、品質や耐久性、安全性の確認をした上で製品化され、みなさんの元に届けられています。私たちは“試験機”の中でも、人工的に自然環境を再現し、材料や製品の劣化を促進させる“環境試験機”や、色や光沢等を数値化しモノの質感を計測する”色彩測定機器”などを自社開発し、生産販売しています。
私たちが再現する自然環境の一つである太陽。試験機で使用される人工的に太陽光を再現した光源は4種類あり、全種類製造しているのは世界中の試験機メーカーでも私たちだけです。特にカーボンを光源としている試験機は世界市場シェア100%です!2014年には経済産業省より「グローバルニッチトップ企業100選」に選定されました!本社ビルでは、ISO国際会議が催される等、世界中の専門家が集まることもある当社。試験機業界のパイオニアとして創業から100余年にわたり業界を牽引し、次の100年に向けた挑戦をスタートしています!
世界初の「本物の雪を再現する耐候降雪試験装置」を開発するなど、業界を牽引してきた当社の高い技術力・仕事に対する真摯な姿勢は、これまでに多数の国家褒章授与者(黄綬褒章他)を輩出するなど、各方面より非常に高い評価を頂いています。また、当社のエンジニアは、製品材料の信頼性を客観的に評価するために非常に重要な「ISO」や「JIS」の制定・改正審議の委員会に参画するなど、より良い試験方法を提案する活動にも積極的に携わっており、試験機のエキスパートとして試験機の開発のみならず、試験方法の立案および委員会への参画を通じ、「世界のモノづくり」を支えています。
技術の発展や環境の変化により、製品に用いる材料も年々変化しており、新材料の耐久性や安全性に対する試験は益々重要となってきています。当社の営業スタッフは社内外のエンジニアと関わることが多く、新材料の試験方法などといったお客様毎に異なる多種多様なニーズを拾い上げる役割を担っています。お客様のニーズを社内のエンジニアへ共有するといった橋渡しを通じ、製品開発の一端も担うことで、世界の最先端技術を肌で感じながら仕事をすることができます。
事業内容 | 環境試験機(耐候性、腐食等)・色彩測定機器等の生産、販売 |
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設立 | 1949年(創業:1920年1月) |
資本金 | 9257万5000円 |
従業員数 | 265名(2023年12月現在) |
売上高 | 48億7244万円(2023年3月31日現在) |
代表者 | 代表取締役社長 須賀茂雄 |
事業所 | ◆本社
東京都新宿区新宿5-4-14 ◆光研究所 東京都新宿区新宿6-10-2 ◆支店 名古屋支店:愛知県名古屋市名東区社が丘1-605 大阪支店:大阪府吹田市江の木町3-23 広島支店:広島県広島市西区観音本町2-12-11 ◆日高・川越工場 埼玉県日高市高萩1973-1 |
沿革 | 1920年 創業
1949年 東洋理化工業株式会社 設立 1952年 国産1号機のウェザーメーター 完成 1956年 国産1号機の塩水噴霧試験機 完成 1957年 カラーメーター 完成(後にカラーテレビの色彩調整で活躍、カラーテレビの普及に貢献) 1960年 オゾン濃度測定器、南極観測に活躍(後のオゾンホールの発見に貢献) 1974年 スガ試験機株式会社に社名変更 1980年 日高研究所 完成 1983年 日高研究所第2号館 完成 1985年 世界で初めて本物の雪を降らせる「耐候降雪試験装置」完成(科学技術庁長官注目発明賞) 1988年 日高キセノンランプ工場 完成(基礎研究の積み重ねによる高性能なランプづくりのため内製化) 1998年 日高研究所第3号館 完成 2002年 日高研究所第4号館 完成 2003年 人工衛星無重力対応型水電解装置 開発(航空宇宙技術研究所と技術提携) 2008年 川越新工場第5号館 完成 2014年 経済産業省より「グローバルニッチトップ企業100選」に選定 2018年 新本社(新宿)が建替えにて完成(日本建築家協会 優秀建築選) 2020年 小型卓上設置の「塩水噴霧試験機STP-30型」 第45回発明大賞・東京都知事賞 受賞 2020年 大阪支店新事務所が建替えにて完成 2021年 日高・川越工場 新事務所棟が建替えにて完成 |