黒崎産業株式会社

「社会の変化を好機にする」それが黒崎産業の進化論です。石油やコールタールの取り扱いから始まった当社ですが、今日では建装資材・化成品の販売卸を基幹とし、さらに福祉介護へも事業を展開しています。時代のニーズに合わせて柔軟に変革していく事が、創業から今期82周年を迎えられた要因のひとつです。もちろん、単に事業を多角化してきたのではなく、時代の変化に合わせ、社内のIT化を図り仕事の効率化を進めています。「大きな企業になることだけをただ望むより、いかに永続できる企業になっていくかを希求する」ことこそが、これからも変わらない私たちの基盤です。

私たちの主力商品である建装資材(ベニヤ板、メラミン化粧板、ポリエステル化粧板などの内装用材料)は店舗や学校・病院・住宅の建具など多様な用途に用いられ、工業用薬品は主に水処理などに使用されています。私たちの身近なところで活躍している、生活に欠かせない商品を多々扱っています。その営業スタイルは、単にご注文を受けるだけではなく、豊富な情報をベースに付加価値を提供していく提案型。「モノ」を右から左に流す商いではなく、そこで行われる「コト」、すなわちお客様が実現したいことは何かを意識した提案を心がけることで受注に結びつけていくのです。社員は、それぞれの分野に精通したプロとして活動し、日々成長しています。

2013年4月、私たちは本社ビルを移転しました。移転先は、もともと空きビル。通常は壊して建て直すか専門業者に委託してリフォームすることになりますが、私たちはそうしませんでした。あるものを壊すのでなく、あるものを活かす。自分たちの仕事の価値をあらためて実感するために、自ら設計・デザイン・施工管理してリノベーションしたのです。白を基調とした外内観の新本社ビルのコンセプトは、「社員同士のコミュニケーションを誘発するレイアウト＆フロア構成」。そしてその通り、清潔感と活気に溢れる新オフィスが完成し、私たちは新たなスタートを切りました。さらに、その後も随時改良が進行中！ビジネス本拠地として進化を続けています。