有限会社グランド牧場

当牧場は、競走馬の生産・販売・育成・コンサイナー・調教などを行う総合牧場です。1927年に創業し、90年以上の歴史があります。競馬ファンの方はよくご存じのように、2005年の天皇賞（春）では当牧場が手掛けた「スズカマンボ」が、2015年のチャンピオンズカップでは「サンビスタ」が、2021年の中山グランドジャンプでは「メイショウダッサイ」がGIを制覇。毎週スタッフ全員でボディチェックを実施し、入念な「強い馬」づくりへの執念があります。施設としては北海道に繁殖場、コンサイナー場、育成場を所有。人員面でも獣医師、装蹄師、飼料などの専門家とスタッフが力を合わせ、チームワークで馬たちと向き合っています。

牧場の業務は多岐にわたります。1日のスケジュールを簡単にご紹介すると、午前中は給餌、馬の手入れ、集放牧、馬房清掃などを時間をかけて行います。朝は5時過ぎからなので少し早いですが、その分、昼休みは長めです。【育成場】では6時半過ぎから調教がスタート。草地管理や場内整備も大切な業務です。1時間ほど調教したら馬を休ませ、しっかり手入れしてあげます。17時前に給餌をして1日が終わります。【繁殖場】は調教がないので、午後は給餌、馬の手入れ、集放牧、馬房清掃などを行います。携わる人それぞれの知識や経験を生かして、深い愛情を注ぎながら、競走馬の生産から育成、調教、競馬デビューまでの一貫した業務にあたる仕事です。

20～30代が中心の若い職場です。働きやすい環境なので、5年以上勤務している先輩も多く在籍しています。勤務地は北海道内で、繁殖・中期育成・育成の中で、希望や能力、経験などに応じて配属先を決定します。真歌トレーニングセンター内及びファンタストクラブ内に単身寮及び世帯用の社宅があります。健康的に働けるよう、寮は食事付きです。国内の競馬場での研修や、経験年数により海外研修の機会もあります。経験を積めば積むほど、「愛馬は思いに必ず応えてくれる」という自信が増していくでしょう。あなたの夢を、仲間たちと一緒に追い続けていきませんか？