社会福祉法人恩賜財団済生会熊本病院

業種	医療関連・医療機関
本社	熊本

気になる

会社トップ

昨年の
採用情報

先輩社員

医療支援部　医事企画室
米須　咲紀（25歳）

【出身】福岡大学法学部　法律学科卒
【年収】非公開

これが私の仕事	入院の診療報酬請求、厚労省へのDPCデータ提出、担当診療科・部門サポート入院費を決定するため、DPCコーディングという業務を行っています。DPCとは、病名と手術・処置等の組み合わせによる分類のことであり、分類ごとに1日あたりの定額の点数が決まっています。電子カルテ等を参照し、患者さんがどの分類に該当するかを決定しています。また、厚生労働省へDPCデータを提出する業務を行っています。当院はDPC対象病院に指定されているため、定期的に国へ診療データを提出しなければなりません。提出したデータはDPC制度の見直し等に活用されるため、とても重要な業務の１つです。さらに、担当診療科・部門について、診療実績や経営状況等のデータを抽出・分析し、報告を行っています。データを用いて診療実績や経営状況等を可視化することで、課題発見や新たな取り組みにつながるため、とてもやりがいを感じています。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	自分の提案が他部署・他職種を巻き込んだ取り組みにつながったこと担当している循環器内科において、高齢化に伴って心不全の患者さんが増加し、在院日数が延長している問題がありました。元々心不全は在院日数が長期化する疾患であり、病床が心不全の患者さんでいっぱいになってしまうと、日々救急搬送されてくる急性心筋梗塞や狭心症などの患者さんを受け入れられなくなる可能性がありました。そこで、循環器内科の医師へ「心不全の患者さんが急性期治療を終えたあと、早期に転院できる仕組みをつくれないか」と相談し、看護師や地域医療連携室も加わって、連携先の病院を訪問したり、地域の病院との連携の会を開催したりしました。経験の浅い事務員の提案でも真剣に受け入れてもらえ、チーム医療の一員となって他部署・他職種の方々と問題解決に向けた取り組みができたことがとても嬉しかったです。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	地域や人に貢献する仕事がしたかったから学生時代にボランティア活動を行っていた経験から、地域や人に貢献することが好きだと実感しました。そのため、就職活動では地元である熊本で、「地域や人に貢献できる仕事」を念頭に置いて活動していました。そんな中、当院の就職説明会に参加した際、済生会は日本最大の社会福祉法人として、生活困窮者の支援や医療で地域に貢献することを目標に、無料低額診療事業や生活困窮者支援事業などに取り組んでいることを知り、とても魅力を感じました。その後、1日インターンシップに参加し、病院を深く知り、職員の方々の温かく柔らかい人柄に触れる中で、就職活動で初めて「ここで働きたい」という思いが生まれました。就職して4年目になりますが、現在も「医療を通じて地域社会に貢献する」仕事に就いたことを誇りに思っています。

これまでのキャリア	医事企画室（現職・4年目）

この仕事のポイント

	経営企画
	イキイキした地域社会をつくっていく仕事
	臨機応変な対応力が必要とされる仕事
	その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
	新しい動きに敏感になり、幅広い知識が身につく仕事
	大勢の人と協力しながら進めるのが好きな人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

就職活動は相性だと思います。自分を深く知り、企業に対して「自分はこんな人です」と素直に伝えることができれば、本当の自分を「素敵だな」と思ってくれる企業が見つかると思います。そして、そんな企業に採用された先輩方も、きっと素敵な方ばかりです。素直な自分で挑み、残念な結果になったとしても、相性が良くなかったのだと考えてください。自信が無くなり、落ち込んでしまうこともあると思いますが、自分の考え方や思いに誇りを持って就職活動に励んでください。