業種 |
金属製品
建材・エクステリア/非鉄金属
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本社 |
大阪
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【世界トップクラスの継手(つぎて)製造メーカーです】
水道管やガス管、ケーブル管などの配管を曲げたり延長したりするための接続部品(継手)をつくっている当社。1935年の設立以来、継手一筋に事業を拡大し、岸和田から世界へ高品質な継手を届けています。今後も継手の開発、製造・販売に取り組みながら、ライフラインをつなぎ、社会インフラを支える企業であり続けたいと考えています。
1935年の設立以来、配管用をメインとした継手の開発・製造販売に取り組んでいる当社。ガス管をはじめ、水道や通信ケーブル保護管など、さまざまなパイプ同士を繋ぎ合わせる高品質な継手を多数生み出してきました。長年の経験と実績、そしてノウハウをもとに、ライフラインをつなぎ、社会インフラを支える企業として事業を拡大しています。また、近年は自社製品を活用し、ビルやマンションなど配管工事を行う現場での作業効率化を実現できる「プレハブ配管システム」も開発。今後も、お客様の産業活動や地域の生活を支える製品をつくり続け、多様化する社会のニーズに応えていきたいと考えています。
生活に欠かせない水やガス、電気。これらを供給するために住宅やマンション、ビルなどにめぐらされている配管同士をつなぐのが継手の役割です。お客様から欲しい商品の形や数・納期などを詳しくヒアリングし、その後、お客様のニーズにあわせた継手を設計。仕様が決まったら、材料を調達し、工場へ製造の手配を行います。ここからが製造部門の出番。鉄を溶かして形をつくる「鋳造」や仕様通りの形へ「加工」などを経て、動作の検査後に、配送センターから全国や海外へ発送していきます。私たちがつくった製品は、街中の至るところで見つけることができます。目に見える形で社会貢献を実感できるのは、当社ならではの特徴でしょう。
当社では、営業部門、資材部門、開発部門、製造部門、管理部門など、さまざまな部門で文理問わず、多くの社員が活躍しています。多様化する働き方に対応するため、フレックスタイム制や最大175日の積立有給制度などを導入。そのほか、独身寮の完備や残業削減の推進など、福利厚生面の充実を図っています。社員がイキイキ働けるよう、社員の声を反映しながら環境を整えてきた結果、2023年には一般財団法人日本次世代企業普及機構(ホワイト財団)主催の「ホワイト企業認定GOLD」に認定。この結果に甘んじることなく、より働きやすい環境をつくり、社員と一緒に会社も成長させていきたいと思います。
事業内容 | ガス、水道、その他配管用継手および建築・産業機械部品の製造ならびに販売、プレハブ配管加工
【主な製品ラインナップ(業界)】 ◆ガス配管用 鋼管・鉄管が主流だったものを耐食性や耐震性などの利点からポリエチレン管へと移行しつつあり、豊富な品種であらゆる施工条件に対応します。 ◆一般・給水給油・空調配管用 インテリジェントビルやデータセンターの発達により、設備依存度の高い建物が増え、赤水問題やマクロセル腐食が指摘されています。当社ではこうした問題を喫緊の課題と捉え、高耐久性を付与した継手を数多く開発しています。 ◆消火配管用 建築物、建造物の高層化や大規模化が進み、防災設備の充実化が求められています。当社では消火配管に適した継手を開発し、建物の安心と安全を守っています。 【主な加工技術】 ◆融着加工 ◆メカニカル継手工法 ◆ワンタッチ工法 ◆ねじ加工 ◆溶接加工 ◆グルーピング工法 |
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設立 | 1935年4月27日 |
資本金 | 9,995万円 |
従業員数 | 321名(2022年3月31日現在) |
売上高 | 128億1400万円 ※2023年3月実績 |
代表者 | 代表取締役社長 木島 博正 |
事業所 | 本社・本社工場:大阪府岸和田市田治米町153-1
配管加工センター:大阪府岸和田市田治米町153-1 本社工場内 川崎製造所:神奈川県川崎市川崎区南渡田町1-1 東京事務所(東京営業部):東京都台東区蔵前2-17-4号 JFE蔵前ビル3F 東北営業所・営業倉庫:宮城県仙台市宮城野区扇町2-4-28 中部営業所・営業倉庫:愛知県名古屋市中川区富船町4-1-8 岡谷物流株式会社富船第2物流センター内1F 九州営業所・営業倉庫:福岡県福岡市博多区西月隈3-2-27 |
沿革 | 1935年/東洋鉄管継手株式会社として設立。ユビワ印継手の製造販売を開始。(前身となる東洋継手製作所は1919年に大阪市内で創業)
1944年/日本鋼管継手株式会社と改称し、日本鋼管株式会社の系列下に入る。 1951年/JIS B 2301 ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手表示の許可を受ける。東京出張所を開設。 1955年/工業標準化優良工場として、大阪通商産業局長賞を受賞。 1959年/工業標準化優良工場として、工業技術院長賞を受賞。 1960年/業界に先駆けて自動ニップルマシンを導入し、鋼管製管継手の製造販売を開始。 1965年/JIS B 2302 ねじ込み式鋼管製管継手(パイプニップル)表示の許可を受ける。 1971年/エポキシ樹脂被覆継手(PL継手)の製造販売を開始。 1975年/ダクタイル製品の製造販売を開始。 1976年/樹脂被覆継手JIS表示の許可を受ける。 1977年/メカニカル継手の製造販売を開始。 1982年/ポリエチレン樹脂被覆継手(防食継手)の製造販売を開始。 1985年/試験研究棟完成。 1986年/ロイド船級協会認定工場(ねずみ鋳鉄およびダクタイル鋳鉄)となる。 鋳物砂再生プラントの完成及び販売開始。 1988年/工業標準化優良工場として、大阪通商産業局長賞を再受賞。 1990年/川崎工場(現:川崎製造所)にて防災プレハブ配管の製造販売を開始。 1991年/JIS G 5502 球状黒鉛鋳鉄品(FCD)表示の許可を受ける。 1995年/本社工場敷地内に関西配管加工センター(現:配管加工センター)完成。 1996年/関西配管加工センターでポリブテン管加工事業を開始。 1997年/ISO 9001(設計、開発、製造および付帯サービス)認証取得。 1998年/関東配管加工室(現:川崎製造所) ISO 9001の認証を取得。新販売管理システムが本稼動。 1999年/コア配送センターを本社工場内に移設。 2000年/『鋳物工場における廃棄物の排出抑制』で財団法人クリーン・ジャパン・センターより会長賞受賞。『PE-GM II 接合材料』を東邦ガス株式会社・新和産業株式会社と協同開発し、社団法人日本ガス協会技術賞を受賞。 2001年/本社工場内に継手配送センター建設。 2003年/ポリブテン管事業を日本鋼管株式会社より継承し、販売開始。JFEグループ創設に伴い、商号をJFE継手株式会社とする。焼きなまし炉(連続式高性能炉)竣工。 2004年/JFEスチールグループのガス用フレキシブル管の販売を当社に集約。『鋼管用トランジション活管分岐継手』を協同開発し、社団法人日本ガス協会技術賞を受賞。 2006年/ISO 14001(環境保全)認証取得。 2009年/ガス用フレキシブル管用継手「ネオジョイント」製造工場竣工。 2011年/「ネオジョイント」が、社団法人日本ガス協会技術大賞を受賞。 2012年/高周波炉溶解設備竣工。 2015年/「シャッター装置不要型 鋼管/鋳鉄管用トランジション活管分岐継手」が、社団法人日本ガス協会技術大賞を受賞。 2019年/ガス用フレキシブル管工場稼働開始。 2020年/パイプニップルの加工をCNC自動旋盤へ移行。 2023年/JFE継手株式会社から日本継手株式会社へ商号変更。一般財団法人日本次世代企業普及機構(ホワイト財団)主催の「ホワイト企業認定GOLD」に認定。 |