これが私の仕事 |
他社にはない品種を作る仕事 キャベツのブリーダーとして寒玉キャベツの育種を担当しています。
春の開花期間は新規F1の組み合わせを考えながら一日中交配をし、春作のF1品種の調査も行います。夏作の時期になると耕うんや畝たて等で畑での作業が続きますが、定植から収穫までは比較的作業が少ないので業務は落ち着きます。秋から冬の収穫時期は社内で試験や選抜を行いながら産地巡回のために出張することが多くなりブリーダーとしてとてもやりがいのある時期となり、その後、次の春に向けて交配の準備を行います。
ブリーダーは生産者や種苗店、JA、社内の営業担当の意見を聞きとることが重要ですが、それと同じくらい自分の考えを説明できることも重要です。営業職でなくてもコミュニケーション能力がいかに重要か思い知らされています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
ブリーダーとしての第一歩 圃場である母本を使ったF1を見たときに「この母本をあれとかけたら絶対いいのができそうだな」とカンが働き実際にやってみたところ、上司から「これはいいと思うから種とってすすめよう」と言われたときや、試験圃場で取引先から「これの種もらえるかな?」と聞かれたときはやっとブリーダーとしての第一歩を踏み出せたと思いとても嬉しく思いました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
種苗会社は面白い 大和農園では担当業務があるものの、チームの業務はチーム全員が取り組めるようになっています。したがって、育種のみならず採種のための栽培管理や脱穀、種子の調整までも行うことがあります。そのおかげで病理試験も行うことがあり、自分の専攻で学ばなかった植物病理を学ぶ機会ができてとても楽しく業務を行っています。全員が一通りの作業を行うことができるので出張があっても有給休暇を取っていても、安心して作業を依頼しあえる良い環境であることが私の好きなところです。
さらに、先輩社員が選抜した母本を用いて新規のF1を組んでも、そのF1は組んだ社員の実績として認めてもらえることもやりがいにつながるのでとても気に入っているところです。 |
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これまでのキャリア |
2020年4月 新卒入社。商品開発部にキャベツブリーダーとして配属。 |