~環境と調和するエネルギー開発をサポートするコンサルティング・エンジニアリング専門企業~
当社は石油天然ガス等のエネルギー資源の開発・生産において地質分野から設備分野まで一貫した技術サービスを提供する国内唯一のコンサルティング・エンジニアリング専門企業です。エネルギー資源開発分野での長年の知見を活かし、脱炭素社会の実現をすすめ環境と調和した資源開発を支援し続けていきます。
日本オイルエンジニアリング(JOE)は、石油・天然ガス開発生産における国内唯一のコンサルティング・エンジニアリング専門企業として長い歴史を有します。創立以来、地質・貯留層分野、生産設備・環境分野におけるエンジアリング・コンサルティングを石油開発会社、商社、政府系の独立行政法人等幅広い顧客に提供し、高い評価を得ています。石油開発は、鉱区取得、探鉱、開発、生産という流れで行われ、当社は探鉱から操業までプロジェクトサイクルのどのステージにおいても最適なサービスを提供し続けています。JOEは世界の様々なフィールドで培った石油ガス開発の技術と知識により、限りある資源とかけがえのない自然を未来につないでいます。
当社が石油産業を通じて培ってきた技術・ノウハウは、世界の継続的な発展に重要な役割を果たすと考えています。エネルギー産業を取り巻く環境は大きく変化しています。私達は変化を先取りして、最新の知識・技術を蓄積し、環境と調和したエネルギー開発における最適なコンサルティングを提供し続けています。具体例としては、ガスを油ガス田に圧入することで石油・ガスを増産するEOR/EGRという技術を応用し、工場等で回収したCO2を地中に圧入するCCS技術の研究開発を進め、また、メタンハイドレートや地熱発電などの新たな資源の研究開発にも参画しています。地下資源開発と地球環境の保全。私達に課せられたテーマでもあります。
石油や天然ガスなどの資源は地下に埋蔵されています。つまり地球・自然が相手。これに対し、物理・資源など工学分野の知識、数学・計算を用いて答えを出していくのが私達の仕事です。地下流体の賦存状況の分析・シミュレーション、生産計画策定、採掘プラントやパイプラインなど一次処理設備のプロセス設計、設備建設・操業に関する環境・安全の技術評価等のコンサルテーション。活躍できる分野は多岐に渡ります。前例のない事例に取組むこともしばしば。そのため従来の方法に固執せず、新たな手法を模索する姿勢が必要です。仕事を仕事として捉えるのではなく、興味を持ち挑戦しがいのある分野として楽しむこと。当社の仕事、働き方の根幹です。
事業内容 | 石油・天然ガスの開発・生産並びに二酸化炭素を利用した原油の増進回収(CO2-EOR)及び二酸化炭素の回収貯留・利用(CCS/CCUS)技術、地熱発電等に関するエンジニアリング・コンサルティング |
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設立 | 1968年6月20日 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | ~50人未満 |
売上高 | 9億5137万円(2024年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 森 淳一 |
事業所 | 本社:
東京都中央区晴海一丁目8番12号 晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーZ 7F |
沿革 | 当社は、富士石油株式会社袖ケ浦製油所の各装置および機器の維持補修、アラビア石油株式会社の原油採掘・生産・貯蔵・出荷施設のエンジニアリングおよびコンサルティングサービスを主たる業務として1968年にスタートしました。
当社の創業からこれまでのあゆみの概略は以下の通りです。 1968年 ・富士エンジニアリング株式会社として設立・事業開始 1969年 ・日本オイルエンジニアリング株式会社へ社名を変更 ・アラビア石油の自主開発油田で石油上流エンジニアリング・コンサルテーション業務スタート 1970年代 ・石油の探鉱・開発に関するエンジニアリングを専門とする部署を設立し油ガス埋蔵量評価・シミュレーションスタディの先駆となる ・創成期の海外国営石油企業への支援を開始し、石油開発プロジェクト・生産設備スタディに参画 ・同時に産油国の環境対策プロジェクトへも参加 ・日本で初めて地熱開発にシミュレーション技術を導入 1980年代 ・世界各地での石油開発・ガス開発プロジェクトを受注 ・発電規模決定のための地熱貯留層評価スタディ実施 ・二酸化炭素を用いた原油増進回収法(CO2-EOR)の貯留層シミュレータ開発 ・中東巨大油田の貯留層スタディ業務を受注 ・中東国営石油会社の生産・操業施設の資材管理システムを標準化 1990年代 ・EOR(原油増進回収)実証プロジェクトへの参加・評価技術の移転 ・東南アジアの油田開発プロジェクトにプロジェクト・マネジメント・コンサルタント(PMC)実施 ・中東地域でゼロフレアリングを実施 2000年代 ・北米油田を対象としたCO2-EORの貯留層シミュレーションを受注 ・帯水層へのCO2圧入・貯留シミュレーションを受注 ・CO2-EOR/CCSシミュレーション適用スタディを受注 ・メタンハイドレート層専用シミュレータ開発へ参加 ・東南アジアのガスパイプライン敷設プロジェクトにプロジェクト・マネジメント・コンサルタント(PMC)として参加 ・中東原油輸出施設復旧事業にプロジェクト・マネジメント・コンサルタント(PMC)として参加 ・南アジアにおける油流出対策計画策定 2010年代 ・中東油流出事故対策プロジェクトの実施 ・メタンハイドレート開発プロジェクトへの参加 ・地熱発電事業への安全管理面をはじめとした貢献 ・産油国への高度シミュレーション技術の移転 ・カーボンニュートラルに向けた世界的な潮流に対応すべく、CO2-EOR/CCS技術を用いた二酸化炭素排出削減のための技術支援・コンサルティング事業を強化し、受注を拡大 2020年代 ・超臨界地熱発電プロジェクトへの参画 ・植林によるCO2ボランタリークレジット創出事業の創出 ・砂糖黍由来のSAF(持続可能な航空燃料(Sustainable aviation fuel))生産に向けたFS事業創出 ・CCSに関連した各種事業案件・調査案件に参加 ・CCS関連各種研修・セミナーの実施 |
HP | https://www.joe.co.jp/ |