業種 |
プラント・エンジニアリング
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本社 |
長崎
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1979年8月、船型開発のコンサルタント事業を展開する会社として設立。以来、40年以上にわたり、流体工学に関する、研究・製品開発、研究開発用流体試験設備の設計・製造などを手掛けてきました。主力の研究・製品開発の受託事業では、8種類の水槽・風洞と数値シミュレーションCFDを活用。製造する設備は、多くが新設計・新開発のオンリーワンの製品で、研究開発用の水槽・風洞の他に、訓練用設備など多種を製造。
当社は回流水槽や風洞といった流体実験装置のメーカーでありながら、一方ではユーザーとして、それらの装置を活用した実験や研究開発の受託事業も行っています。流体工学の技術は幅広い業界で活用されているため、船舶・海洋・河川・航空・スポーツ・レジャーなど、様々な業界のクライアントの研究・製品開発に携わり、大手企業とも対等なパートナーシップを築いています。具体的な事例としては、省エネ船・再生可能エネルギー生成設備の開発、水・空気の流れに関する設備機器の開発、競技用ゴーグルの抵抗試験など。これらの豊富な実績と高い技術力が評価され、日々クライアントが増え、新たな製品の開発に大きく貢献しています。
40年以上にわたり、研究開発用の流体試験設備の設計・製作を手掛けてきた当社。回流水槽・風洞といった独自技術が搭載された実験設備の中でも、船型開発用回流水槽は国内シェアは90%以上。環境シミュレーション水槽、スポーツ救難訓練用水槽などを含め、多くがオーダーメイドの設備です。ニッチな業界かつ専門性の高い分野のため、高度な流体工学の技術やノウハウを擁するオンリーワンの企業です。これらの実績が評価され、2017年には地域経済の中心的な担い手になりうる事業者「地域未来牽引企業」に選定され、長崎県佐世保市に根ざした企業として、地域の発展にも貢献しています。
当社の技術職は、お客さまからのご要望に対して、流体に関わる研究開発を行う「研究開発職」と、水槽・風洞などの実験設備の設計・製作に携わる「製品開発職」の2つの職種に分かれています。研究開発職の魅力は、流体技術が幅広い分野で活用されているため、様々な業界の研究開発に携われること。全く同じ業務を行うことはほとんどなく、毎回異なる研究開発に関わることで、新たな知識や技術を得られるやりがいがあります。製品開発職についても、同じ仕様の実験設備を作るのではなく、お客さまの要望に沿った実験設備の設計・製作を行っています。チームで試行錯誤しながら設備を作り上げる楽しさがある仕事です。
事業内容 | ■船型開発
■水槽試験・風洞試験・CFDを駆使した研究開発と製品開発 ■水槽試験・風洞試験の受託 ■実験・訓練用回流水槽や風洞などの流体試験設備の設計・製造 ■検力装置・トラバース装置などの計測機器等の設計・製作 ■試験設備・計測装置のシステム設計および制御装置の製作、自動計測システムの開発 |
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設立 | 1979年8月30日 |
資本金 | 2,000万円 |
従業員数 | 34名(2024年11月現在) |
売上高 | 5億4,400万円(2023年度実績)
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代表者 | 代表取締役 石井 正剛 |
事業所 | 本社/長崎県佐世保市小佐々町黒石339番地30 |
沿革 | 1979年8月:長崎県佐世保市棚方町に会社設立
1984年3月:現在地(佐世保市小佐々町小佐々工業団地)に中央研究センター建設 1987年1月:社団法人中小企業研究センター「グッドカンパニー大賞」受賞 1990年2月:「プロペラボスキャップフィン」が、一般社団法人日本機械工業連合会「優秀省エネルギー機器賞」受賞 5月:同「日本造船学会賞」受賞 1999年4月:特許庁長官より「工業所有権制度を有効活用した会社」として表彰 2006年5月:経済産業省 中小企業庁「明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社」に選定 2016年11月:先端技術創成水槽「新八」稼働 2017年10月:「プロペラボスキャップフィン」が「日経地球環境技術賞優秀賞」受賞 12月:経済環境省「地域未来けん引企業」に選定 2018年9月:ISO9001:2015認証取得 2021年4月:帆走して水中のタービンから得られた電気エネルギーで水素を生産するウィンドハンタープロジェクトに参画 |