これが私の仕事 |
「同一法人下で運営される大学と高専の連携事業」と「図書館司書」を兼務 本法人は、文系の外国語大学と理系の高専を擁する全国的にも珍しい公立大学法人です。私の仕事は、法人の立場から、それぞれの強みを生かした連携事業を企画・実施することです。学生間交流を促進するイベントの企画から、授業の相互開放に向けた事務的な調整まで、業務の幅はかなり広いと言えます。業務の性質上、大学・高専を客観的に見る視点が身につくほか、両校の先生方、職員、そして学生と日常的に関わることができる点が魅力だと感じています。
また、私は司書資格を持っていることもあり、外大図書館の司書も兼務しています。図書館では、ロシア関連資料の展示や目録データの作成などを行っています。タイムマネジメントに苦労することもありますが、司書やロシア語運用能力といった自身の強みを生かせるという点でやりがいがあります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
常に知識や価値観をアップデートできる学びの場 まず、毎年新しい学生に出会える、大学という組織のダイナミクスに惹かれます。最近も連携事業で関わった学生との交流の中で、自身の価値観が無自覚に凝り固まっていたことに気付かされ、アップデートする良いきっかけになりました。
次に、ロシアのことわざ「Век живи-век учись.(生きる限り学ぶべし)」にもあるように、学び続けることを座右の銘としている私にとって、学びの場としての大学の主役である先生方や学生の役に立てていると感じられるときに喜びを感じます。例えば、図書館で適切な資料を適時に提供できたとき、国際会議(模擬国連)を運営する代表の学生から、あなたの存在のおかげで仕事がしやすかったと言ってもらえたときが、本当に嬉しかったです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
母校に貢献するとともにスキルを生かしたかったから 第一に、卒業生として、母校に貢献したかったからです。在学中から教学・留学・学生生活・課外活動などさまざまな側面で先生方や職員の方々にお世話になりました。また、在学中から、真面目にきちんと勉強する校風が好きでした。社会人になって10年程度が経過したころに、ふと母校に感じていた恩義や雰囲気を懐かしく思い出し、気がつけば採用試験を受けていました。
第二に、本学は英米・ロシア・中国・イスパニア(スペイン)という語学系の学科ごとに当該言語を担当する司書が配置されているからです。また、外国語大学のため、海外留学が盛んです。そこで、司書資格、英語、ロシア語という自身の強みを生かせると思いました。実際に国際交流センターで英語とロシア語、図書館でロシア語の運用能力を生かした業務を担当することができました。 |
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これまでのキャリア |
在外公館派遣員及び私立大学(学生課・教務課・広報課)を経て現職へ
2018年 外国語大学 国際交流センター(3年)
2021年 外国語大学 図書館(3年)
2024年 法人 経営グループ(係長・1年目) |