山形県庁

東北の日本海側に位置する山形県は、出羽三山をはじめとして数多くの山々と最上川などの自然豊かな県です。また、さくらんぼやラフランス、山形牛などの食、自然を利用した低温倉庫などの文化、平安時代から続く山形鋳物や将棋駒などの伝統工芸から、近年では超精密技術産業も盛んになってきました。そして、地域・家族の深い絆で結ばれた心温まる県民性が山形県を形づくっています。私たちは、「心の通う温かい県政」という基本姿勢に立ち、「県民視点」で「現場主義」「対話重視」で日々の業務に取り組んでいます。人口減少を乗り越え、県民誰もが生き生きと輝いて、持続的に発展できる社会を目指しています。

山形県では令和２年度から「令和」における県づくりの指針となる「第4次山形県総合発展計画」をスタートさせています。令和７年度は基本目標である「人と自然がいきいきと調和し、真の豊かさと幸せを実感できる山形」の実現に向けて、「中長期を見据えた『人口減少対策』の強化」、「時代の変化を推進力とした『産業の稼ぐ力の向上』」、「様々なリスクへの対応強化による『安全・安心の確保』」を重視しながら、新たな取組みにも積極的に挑戦し、さらに輝かしい未来を創っていきます。

県庁の仕事には行政、警察行政、病院経営、福祉・心理、総合土木、建築、化学、一般農業などの多岐にわたる職種があり、配属先も知事部局から警察本部、病院、環境科学センターなど県内のあらゆるところに広がっています。私たちの仕事は、まさに地域社会の土台を支える仕事です。例えば行政は各種施策の企画立案や広報、条例案の作成など県政の要となる業務です。また、総合土木では県道や橋梁、河川などを利用者が安全に利用できるよう、新設・維持管理・点検などをおこなっています。どの職種も地域社会を支える、やりがいのある仕事です。私たちは専門知識や技術を駆使し、県民の皆さまのために誠実に業務に取り組んでいます。