これが私の仕事 |
中堅・中小企業の経営者と直接対話して、企業の行動変容のための提案を行う 当部では、主に中堅・中小企業を対象にしており、クライアント企業の社長や部長と直接対話しながら、経営戦略策定から実行支援まで幅広い経営支援を提供しています。コンサルタントは通常3~4つ以上のプロジェクトに同時並行的に参画します。
具体的な業務内容としては、クライアント企業内の研究テーマや制度の整理、市場調査、競合企業分析を行い、クライアント企業が次に取るべき行動の提案を行います。最も重要なことは、クライアント企業の考えが変わり、行動が変わることです。そのため、私はクライアントの考えを変えるための刺激を与えることを重視しており、「顧客に論争を生むような新しい観点・アイデアを提供すること」、「納得も批判も行いやすい論点が明確で客観的に導出された論理・ストーリーを構成すること」を特に注力しています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
仮説の創案の試行錯誤の中で「これしか考えられない」美しい論理と邂逅する 経営戦略のテーマにおいて、関連情報や考えられる行動は無数に存在し、純粋な演繹的・帰納的推論により分析や提案を行うことは不可能です。実際には、アブダクション推論を用いて「なぜ?」を問いかけ、経営の本質課題およびその課題を中心に据えた全体像のモデルを構築し、分析や提案を展開します。手法としては、顧客の要望や感情を制約条件として、主観的に情報収集を行い仮説を列挙したうえで、客観的に検証し論理展開を再構築することで、蓋然性の高いストーリーを形成します。数学的帰納法の解き方のイメージです。最も困難な仮説を立てる段階において、自身の持つ知識・経験を駆使した試行錯誤の中で「初めて見た時には思いつかないが、これしか考えられない」美しい論理が閃光のように現れることがあり、これが私にとって最も喜ばしい瞬間です。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
経営について理論から学び複数テーマ・業界アサインで幅広い知識が得られる 企業経営について、理論からはじめて、幅広いテーマ・業界について実践で学べることです。
就活時は、デスクトップ調査を通じて企業選定を行っており、特に研修内容と新卒社員のアサイン方針に注目していました。
当社の研修は、4ヶ月間の座学と2部署で各4ヶ月の仮配属というプログラムが組まれており、他社比較で教育に時間をかけています。理系出身で経営学の土地勘がなかった私にとってOJTだけではなく、座学で理論を学べることは大きな利点でした。
当部の新卒社員のアサイン方針は、3つ以上のテーマ・業界が異なるプロジェクトに参画し、専門性を高めていくことです。初回アサインの偶発性によって専門性が決まりづらく自己決定権があること、複数アサインにより好奇心を満たしつつ多岐に渡る知識を獲得できることは非常に魅力的でした。 |
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これまでのキャリア |
新卒で入社後、1年間の研修(現場での仮配属含む)を経て、現在の経営戦略第2部に配属 |