これが私の仕事 |
一番好きな瞬間は、手掛けた部品が車に搭載された時。 自動車用の防振ゴム製品を設計・開発するのが私の仕事。完成車メーカーからのご要望に合わせて「どんな形状にするか?」の検討から始まり、アイディアが固まってきたら試作品の設計・製作へ。試作品が機能するかテストして、不具合や改善点があればモデリングをし直し、トライ&エラーを繰り返します。試行錯誤の末に完成した製品が実車に搭載された時は、テンションが上がりますね。意識していることは、他部門との密な連携。スムーズな開発を叶えるためには、営業・生産部門との情報交換や細かな状況確認が不可欠です。日々新しい技術が生まれる自動車業界。だからこそ、その部品も常に進化し続けなければいけません。知識も経験もまだまだな私ですが、日々新しい可能性を模索しながら社会により良い製品を届けられるよう成長していくことが目標です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
信頼され、任せてもらえた一件の開発テーマ。僅かな想定外がありつつも…。 3年目の夏、上司から「この機種の開発を任せたい」と依頼を受けました。信頼してもらえている感覚が嬉しかったですね。開発の難易度はそれほど高くなく、普段開発している製品と似ており、慣れていた形状でもあったため、当初は順調に工程を進めていました。しかし、途中で完成車メーカーからの「形状を変更したい」という依頼が入り、早急な対応が必要に。納期・品質を守りつつ要望に応えるため、先輩に助言をもらいながら解決策を講じ、奔走しました。無事に要望通りの製品が完成した時の安堵感・達成感は、今でもよく覚えています。開発途中での想定外の事態は、今後も十分起こり得ること。それでも、自分なりに対応手法を見出し、解決に導いたこの経験があるからこそ、きっと次もやり遂げられると思います。多くの学びと自信に繋がった一件でした。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
「あえて知らない分野に触れてみたい」。そんな好奇心と挑戦心が理由です。 業界に興味を持ったきっかけは、「ものづくりって楽しそう」というなんとなくの気持ち。はじめは食品や化学系のメーカーを志望していましたが、会社説明会で山下ゴムを知り、“若いうちから色々な仕事を任せてもらえる”という点に大きく惹かれました。ただ、私の専攻学科から自動車関連のメーカーに行くケースはほぼゼロ。普通ならそこで興味を失うのでしょうが、私の場合は“未知の分野へのチャレンジ”という観点からむしろ志望度は増していきました。一番の決め手となったのは、上記の通り専門外の分野を学んでいた私に内定をくれたこと。「新しい挑戦を応援してくれる」というイメージから、入社後の大きな自己成長を予感しました。実際に様々な仕事を任せてくれるだけでなく、それをサポートしてくれる意識が社内全体に溢れているのが魅力です。 |
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これまでのキャリア |
2016年4月新卒入社 → 開発1ブロック 開発2グループ(現職) |