これが私の仕事 |
エンジンマウントの耐久性解析を担当しています。 Noise(騒音)・Vibration(振動)・Harshness(ハーシュネス/乗り心地)を解析する部署で、エンジンを支える製品の耐久性を解析しています。3D CAD上で算出したシミュレーションデータを、実際の自動車で計測したデータと照合し、想定値と実際値に差異がないかどうかを検証します。もし差異が生じた場合は、その原因を突き止め、解決策を導き出します。このような課題解決が精度の高い解析に繋がっていきます。業務を通じて、特にやりがいを感じたのは、今までになかった新しい解析手法を自分で見つけ出すことができた瞬間。この手法は社内で認められ、全社員が使用する参考資料にもなり、本当に嬉しかったですね。今後の目標は、今取り組んでいる新技術を完成させること。ゆくゆくは海外の解析チームにも、その新技術を伝えていきたいと思っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
答えのない課題を、自分が解決できた際は嬉しかったです。 2018年の冬、製品に荷重をかけて破損時の情報を記録する、破壊実験に携わっていたことがありました。この試験で大変だったことが、どの程度サンプルデータを収集するかという判断。私のミッションは限られた時間で高い精度を提示しなくてはなりません。例えば10個のサンプルなら時間がかからない代わりに精度が低くなりがちな一方で、1000個のサンプルなら精度が高い代わりに膨大な時間を要します。精度と時間効率のバランスが本当に難しいんです。そこで私は統計学の勉強から始め、大量のサンプルから収集したデータを統計解析に利用。その結果、ベストなサンプル数を割り出すことに成功しました。上長から自発的に取り組んだことを高く評価してもらったことは嬉しかったです。同時にやりたいと思ったことにチャレンジできることの楽しさも覚えました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
若いうちからしっかり評価してもらえる会社の風土に惹かれました。 就職活動は、1業界につき1社は見るように意識していました。自ら調べた会社はもちろん、学内セミナーや合同企業説明会に積極的に参加するなどして、多くの会社をこの機会に調べました。山下ゴムは会社が地元に近かったこともあり、もともと知っていました。実は自動車への興味はそれほど強くなかったのですが、会社説明会に参加し、この業界に魅力を感じました。また、たくさんの質問をしていく中で「若手社員が技術発表会で表彰された」という実績があることを聞き、若いうちから評価される風土があることを知ってこの会社に惹かれました。山下ゴムでは一つの事を極められると感じたことに加え、自分らしく仕事ができると感じ入社しました。 |
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これまでのキャリア |
2016年4月新卒入社 → 研究開発センター 実験解析ブロック MVH解析グループ(現職) |