これが私の仕事 |
ファイバレーザの新規モデルの設計開発 ファイバレーザの新規モデルの開発をしています。ファイバレーザは固体レーザなど従来のレーザに比べ優位な点が多々あるため、多くの企業で開発が進み競争は激化しています。これらの中で勝ち残って行くには、性能だけでなくコスト競争力が必要となります。私は性能とともにコスト競争力のある新規モデルのファイバレーザの開発を行っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
新規モデルが客先の装置組み込み用光源の最終候補2社に残っていること 客先の装置組み込み用光源の開発競争が開始しました。声がかかったメーカはフジクラを含め4社で、うち3社は全て固体レーザのメーカです。ファイバレーザは固体レーザに比べ優位な点があるものの、固体レーザは技術は確立し製品化されているため、製品実績の面では不利な状況でした。フジクラはファイバレーザの優位性をアピールし、実績面の不利を補う為、他メーカより最初に試作機を納品し、長く評価してもらうことで、性能に安心してもらえるようにしました。またコストダウンを実施し、お客様が満足する価格レベルに近づけています。これらの取組みの結果、最終候補に残ることができました。新規技術は従来技術に比べ優位な点があるものの、実績面では不利です。今回の開発競争のように新規技術が採用される瞬間に携われることが開発の醍醐味です。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
フジクラでなら、自分が作りたい製品が開発できると思いました。 入社してから私がやりたかったことは2つありました。ひとつは、学生時代に研究していた「レーザーを使った有機物分析法」と、当時興味を持っていた太陽電池関係の仕事がリンクする「色素増感型太陽電池」の開発。もうひとつは、光を医療に応用する研究室で研究していて、医療用の光ファイバにもなじみがあったため、より良い医療用ファイバの開発です。フジクラなら、どちらもできるチャンスがあると思い、入社を決意しました。 |
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これまでのキャリア |
光応用製品事業推進室 光応Sグループ (5年) → ファイバレーザ事業部 第2開発部(現職・今年で5年目) |