長崎魚市株式会社

入社後研修や、現場での実務で少しずつ覚えていきますので、最初は魚の名前は知らなくても大丈夫です！先輩社員にOJT方式で教わりながら仕事を覚え、セリや仕入販売等を学びます。生産者や買受人の方々とも、毎日顔を合わせるうちに次第にコミュニケーションを取れるようになっていきます。また、配置転換により複数の部署を経験し、将来は管理職として集荷・市況判断・水揚げの段取りなど幅広い業務を行えるよう育成していきます。深夜の仕事で大変なこともたくさんありますが、私たちは市場の発展と維持につとめ、長崎でとれた新鮮な魚介類のおいしさをそのまま味わってもらうことを、何よりも大切にして業務に取り組んでいます。

弊社は、東シナ海や五島灘などの豊かな漁場に隣接しており、季節ごとに多種多量な魚介類が水揚げされます。その結果、日本トップクラスの水揚げ量を維持しており、全国各地で長崎の新鮮な魚介類を召し上がっていただいております。また長崎県産魚は、近年中国でも「ブランド魚」として認知されはじめており、当社から鮮魚を輸出するなど国際的取引も行い、新しい市場開拓に取り組んでいます。一方、消費者の魚離れや水揚げ量の減少など、今後起こる可能性のある問題を見据えた事業展開も行っています。

当社は大きく 2 つの部門 （鮮魚部門および買付販売部門） に分かれており、それぞれの部門で専門的な仕事をしていただきます。まず、「鮮魚部門」とは、セリに関わる仕事です。先輩社員の下で、セリの準備や売上書の作成などを日々行いながら、将来は 「セリ人」 として活躍することを目標として頑張っていただきます。買付販売部門は、お客さまのニーズに合う加工品の仕入販売や、販売先の新規開拓などグローバルな仕事を行います。それぞれの部門で、「魚のスペシャリスト」 を目指して、活躍していただきます。