就活にあたっては、就職したい業界の動向や、気になる企業の業界での地位なども知って
おくといいと思いますが、なかなか情報が見つからないという方もいると思います。
今日は、全国ランキングから見た当社の位置や業界動向 について
お伝えします!
日刊建設工業新聞に掲載された全国の総合建設業(ゼネコン)のうち、
関東建設工業は総合ランキングで50位にランクインしています!
50位と聞くと、“ずいぶん下だなあ” と思うかもしれませんが、当社よりも上位の会社は、
ほとんどが東京や大阪に本社を置く大手ゼネコン。
首都圏でも東京を除く埼玉・神奈川・千葉・群馬・栃木・茨城の建設会社の
中では当社はトップなんです!
データを見ると、当社の強い所・弱い所がよく分かります。
◆ 完工高は768億で57位ですが、建築工事だけでみると720億で33位!
当社は土木工事よりも建築工事を得意としていることが表れていますね。
◆ 利益額では100位までに入っていません。
これは全国のゼネコンと比べると、利益率が低いということです。
ランキング全体を見ると、当社から上の会社のほとんどは売上が増えてますが、売上100~
200億くらいの地方ゼネコンの大半は売上が増えず、勝ち組と負け組に二極化しています。
今は人件費や資材価格などの固定費が上昇しているにもかかわらず、売上が増えないという
ことは利益が下がるので、そういった会社は業績が悪くなって、やがては倒産をしてしまうかも
しれません。
また大手ゼネコンでも社員の高齢化による技術者不足という悩みを抱えている所は多く、今後
業界の再編が進むと予想されます。
当社は不動産開発という強みがあり、既に2~3年分の仕事を確保していますが、これからは
利益重視の受注をして、利益率を上げていくことが大切だと考えています。