当社には、施工管理や現場事務として工事現場で働く女性がたくさんいます。
これまで作業服のデザインは男女同じで、女性は体形に合ったパターンで作られた女性用の
ものを着ていました。
でもカラーは明るいライトブルーのため、女性社員からは、下着の透け防止や生理の時にも気を
遣わないよう、ズボンは黒っぽい色にして欲しいとの要望がありました。
社長からは、「それなら、現場の女性で話し合って新しい作業服を決めるように」と
言って頂いて、選んだものを試着したり、ロゴの位置や書体を変えてみたり、試行錯誤の結果、
新しい作業服が出来上がりました!
上のブルゾンの色はこれまでと同じく、明るいライトブルーを基調としていますが、脇の下に
黒色を配したことで、細く見える効果があります。
また会社ロゴも筆記体の 『Kanto』 にして、柔らかいイメージになっています。
下のズボンは黒に近いミッドナイトブルーで、デザインはこれまでと同じく、ももの辺りにポケットの
あるカーゴパンツとなっています。
今は建設業界でも『建設女子』や『けんせつ小町』などと、建設現場で働く女性がクローズアップ
されていますが、女性だからと赤やピンクの作業服を用意されるのも、当の女性としてはどうかと
思います。
それよりも当社のように、男性社員と基本カラーは揃えつつ、女性ならではの悩みに応えてくれる
作業服の方が、実際に着用する女性社員にとっては良いのではと思います。