今年は北海道でも異常な暑さで、各地で暑い日が続いていますね。
建設業では屋外作業が多いため、工事現場で働く社員や作業員の皆さんが熱中症と
ならないように予防対策が重要です。
今回は、当社の熱中症対策 について、ご紹介します。
1.作業員の体調管理
作業開始前に体調チェック表に前日の睡眠時間や飲酒状況、朝食を食べたか、
現在の体調等を記入してもらい、2人1組で互いの体調を確認し合います。
確認の段階で体調不良が判明した作業員には、状況に応じて作業を軽くしたり、
当日の作業を止めて自宅に戻って回復に努めてもらう等の指導を行います。
尚、体調の確認は朝だけでなく、昼食後も行っています。
2. WBGT値による作業管理
WBGT値とは、気温・湿度・輻射熱の3つを取り入れた温度の指標です。
WBGT値が28℃を超えると、熱中症患者発生率が急上昇します。
当社の工事現場ではWBGT値測定器を設置し、危険度に応じて黄色・赤色の
旗を掲示し、作業員に現在の状況を把握してもらっています。
今年から新たな取り組みとして、状況に応じて着用者に水分補給や休息を
促す腕時計型のウェアラブルデバイスを作業員に配布します。
3.水分・塩分の補給
現場に設置している自動販売機に「熱中症対策コーナー」を設け、スポーツ
ドリンクや麦茶の値引き販売を行っています。(差額分は当社負担)
また工事現場によっては、スポーツドリンクの粉を配布したり、スポーツ
ドリンクを入れたウォータージャグや製氷機も設置をしています。
いかがでしたか?
皆さんも体調管理に気を付けて、熱い就職戦線を乗り切って下さいね。