当社では現在、群馬県邑楽郡大泉町の庁舎 を建設中 です。
先日工事現場において、PCa工事見学会 が行われ、参加した皆さんはPCa工法に係る
施工計画や工事手順について学んでいました。
今日は見学会を企画した本社工事本部 工務部の石井さんにお話を伺いました!
Q : 大泉庁舎建設工事について教えて下さい。
A : 現存する庁舎の老朽化等に伴う建替え工事です。新庁舎は災害時の防災拠点と
しての機能等も求められる、将来にとって重要な工事となります。
Q : PCa工法(プレキャスト鉄筋コンクリート工法)とは、どんな工法ですか。
A : 構造体となるコンクリートの柱・梁・床版等を工場で生産し、納入されたPCa部材を
現場で 組立てる工法です。
Q : 他の工法と比べて、どんなメリットがありますか?
A : 一般的なRC造(鉄筋コンクリート造)と比べ型枠、鉄筋、コンクリート打設等の工程が
大幅に簡略化されます。また、天候に左右されやすい品質精度の安定化を図れます。
Q : 今回の見学会での見どころは?
A : 実物のPCa部材、最大で約20tを楊重する350t級クローラークレーン、実際に組み
立てられたPCa建築物の状態です。
Q : 今回の見学会に参加した皆さんの反応はいかがでしたか?
A : 製作されたPCa部材は現地では修正ができないため事前の製作図の点検、作業
手順等の施工計画の難しさについて理解をしていただけたようです。
Q : 最後に就活生に向けて一言、お願いします!
A : 建築ゼネコンの職員は建物の品質、工事の計画や工程等を管理します。図面から
考えた作業計画で建物が出来上がることに「興味」がある方をお待ちしています。