1908年の創業以来、中山鉄工所は技術を生業としています。
今では、リサイクル・砕石・輸出入の三本柱が事業の中心となっていますが、
明治41年の創業時、初代社長 中山寿八は、ガス発動機・精麦機の製作を行っていました。
戦前から戦後と106年の歴史の中で、時代時代のニーズに合わせた商品を開発・製造してきました。
今後の100年も会社を存続させていくためにも、知識だけではなく創造力のある方を求めています。
当社の企業理念は『礎を誠で拓く、技術の中山鉄工』です。明治41年創業以来、誠の精神を持って、脈々と会社を存続させ続けています。3代目社長として、会社存続の使命を担う私は、『身の丈以上のことはしない』というポリシーを掲げ、景気が良いからと安易な人員増や事業拡大は行っていません。数年先は良くとも、数十年先にその分野が成長しているとは限りませんから。長期的な展望を持ち、事業を捉える。これが永続の秘訣なのです。もちろん、頑張らないということではありませんよ。公務員以上の給与を目標に、みんなが同じ方向を向き頑張っています。だからこそ、今年度の売上は50億円も見えている。当社は、そんな盤石体制の会社なのです。
今でこそ、砕石プラントやリサイクルプラント関連の製造を生業としている当社ですが、創業当時は精麦機の製作を行っていました。106年という膨大な時間の中で、お客様のニーズに合わせ、私たちは様々な挑戦を続けてきたのです。長年蓄積された技術は、社員から社員へと引き継がれ、現在も50~60代の社員を師と仰ぎながら、若手が積極的に技術の習得に励んでいます。また、「いままでに培ってきた技術を他分野に転用することを厭わない」。この果敢な姿勢は、以前は油圧駆動が当たり前であった破砕機を、電気駆動へと変貌させ、燃費も破砕能力も格段に向上した電動自走式破砕選別機シリーズ『Dendoman』の誕生に大きく寄与することになりました。
事業内容 | 破砕機、選別機、製砂機、砕石プラント、リサイクルプラント、土壌改良機、自走式各種機械の設計・製作・販売 |
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設立 | 創業 明治41年6月
設立 昭和39年3月 |
資本金 | 8,650万円 |
従業員数 | 120名(従業員数) |
売上高 | 55億(2017年2月実績) |
代表者 | 代表取締役社長 中山弘志 |
事業所 | ■本社・工場
■東京支店 ■大阪支店 ■名古屋営業所 ■広島営業所 ■仙台出張所 ■シンガポール駐在事務所 |
関連会社・主な取引先 | 【関連会社】有限会社中山商事
NCSS(ナカヤマ クラッシングサービス シンガポール) 【主な取引先】建設会社・道路会社・国内外砕石会社・産廃処理会社・解体業会社 |
沿革 | 明治41年 6月 初代社長中山寿八がガス発動機・精麦機の製作工場として武雄町にて創業
昭和17年 5月 西部軍司令部の特命により土木用としてブレーキクラッシャを製作 昭和25年11月 初代社長中山寿八他界し、二代目社長中山安弘が事業を継承 昭和29年 3月 シングルトッグルクラッシャの製作開始 昭和39年 3月 株式会社に改組、資本金1,500万円とする 昭和43年 1月 東京支店を開設 昭和45年 5月 輸出用クラッシングプラント製作開始 昭和46年11月 優良申告法人の指定を受ける 昭和48年 3月 機械器具設置工事業の建設業許可を受ける(建設大臣許可第907号) 昭和59年 5月 切羽向ジャイアントジョークラッシャ開発 昭和62年12月 破砕整粒機ジャイロパクタ開発 平成 1年12月 資本金を増資し8,650万円とする 平成 2年 3月 大阪支店を開設 平成 5年10月 自走式クラッシャ製作開始 平成 8年 5月 三代目社長に中山弘志就任 平成 8年 6月 名古屋営業所を開設 平成 9年 5月 シンガポールN.C.S.S.設立(ナカヤマ・クラッシング・サービス・シンガポール) 平成10年 2月 土壌改良機製作開始 平成10年 5月 ロールクラッシャ製作開始 平成12年 4月 ISO9001認証取得 平成15年 4月 広島営業所を開設 平成15年 4月 仙台出張所を開設 平成20年 5月 東京メンテナンスセンターを開設 平成20年 6月 創業100周年を迎える 平成24年 1月 Dendomanの製作開始 平成25年 1月 太陽光発電による売電事業を開始 平成26年 7月 Dendoman NE300Jが機械工業デザイン賞日本産業機械工業会賞を受賞 |