「斜里町」は、2005年に自然遺産として世界遺産登録された「知床」として国内外から知られている町です。自然豊かな斜里町は、野生動物ウォッチング、サイクリング、シーカヤック、トレッキング、流氷体験など、集客力に優れたコンテンツに恵まれ、毎年100万人以上の観光客が訪れています。今後もさらに魅力的な地にするため、柔軟な発想を持った新卒入社の皆さんと共に知床・斜里町を盛り上げていきたいと考えています。
道東エリアに位置する斜里町は、10,809人・5,541世帯(2023年10月末現在)が暮らす町です。ユネスコの世界自然遺産にも登録された知床半島(知床国立公園)があり、海に流氷が押し寄せる北半球最南の地、流氷がもたらす得意な生態系、多様な動物の生息など、道内でも特に自然豊かな地として国内外から評価されており、年間約150万人もの観光客が訪れています。農業は小麦・甜菜(てんさい)・じゃがいもを主体とした畑作農業が行われ、日本でも有数の穀倉地帯となっています。またオホーツク海に面した斜里町は漁業も盛んで、サケ・マスの水揚げは日本トップクラス。豊富な農作物・魚介類を使った食品加工業も発展しています。
オープンな自治行政を目指す斜里町では、町民の方々と町長が直接語り合える「移動町長室」という場を設けています。この場では開催団体が自由にテーマを設定し、町内の公共施設や地域の集会所等で意見交換しています。「町長とちょっと話してみたい」「町長の考えを聞いてみたい」という町民の方々にとって大変有意義な場となっています。町長の山内浩彰は、斜里町ひと筋の人間です。1960年に斜里町で生まれ、斜里高等学校を卒業した後、しれとこ斜里農業協同組合の職員、斜里町議会議員を経て、2023年4月に斜里町長に初当選しました。郷土愛あふれる町長が就任し、斜里町の持続可能な未来に向けて新しい一歩を踏み出しています。
かつて乱開発(リゾート開発・土地投機など)の危機に瀕していた知床を守るため、1977年当時の斜里町長が声を上げて始めたのが「しれとこ100平方メートル運動」です。この運動は、全国の市民に呼び掛けて100平方メートルずつ土地を買い上げるというもの。自治体が主導するナショナル・トラスト運動(注)は世界から注目されました。結果的に全国約4万9000人から寄付を受け、運動開始33年で開拓跡地(約470ヘクタール)の買取りを完了しました。現在は「しれとこ100平方メートル運動の森・トラスト」に発展し、継続的に生態系の復元を目指しています。(注)身近な自然や歴史的な環境を市民がお金を出し合って買い取り、次世代に残す運動のこと
事業内容 | 知床・斜里町の行政サービス
<主な部門> ◎総務部…企画総務課、DX推進室、財政課、税務課、ウトロ支所、環境課 ◎会計課…会計係 ◎民生部…住民生活課、児童育成課、斜里地域子ども通園センター ◎総合保健福祉センター ぽると21…健康子育て課、地域福祉課、新型コロナウイルスワクチン接種推進室 ◎産業部…農務課、水産林務課、商工観光課、建設課、水道課、終末処理場 ◎教育委員会…学校教育課、ゆめホール知床、図書館、知床博物館 他、国保病院、議会事務局、農業委員会事務局、選挙管理委員会・ 公平委員会・監査委員 など |
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設立 | 1939年(昭和14年)
※町制の施行により、斜里村から斜里町になりました。 |
資本金 | 地方公共団体のため、資本金はありません。 |
従業員数 | 117名(22年4月現在) |
売上高 | 地方公共団体のため、売上高はありません。 |
代表者 | 町長 山内 浩彰 |
事業所 | 北海道斜里郡斜里町本町12番地 |
斜里町・公式サイト | https://www.town.shari.hokkaido.jp/ |