株式会社マツバラ

溶かした金属を型に流し込んで生産する金属製品「鋳物」。マツバラは設立70年以上の歴史を誇る鋳物メーカーです。自動車、建設、農業など幅広い分野への部品の供給と多品種生産により安定的な経営を実現しています。時代の先を見据えながら歴史を築いてきました。大量生産・消費の時代にはいち早く自動プラント、全ライン自動造型機等を導入。地球と人との共生を見据え、環境に配慮した工場の操業を開始。他社に先駆けてSDGsにも取り組み、カーボンニュートラルなど現代のニーズへ対応する準備も進めています。IoT/AIの技術を導入した現場のDX化にも着手。安定的な経営基盤を活かしながら、新しい時代へ向かって歩み続けています。

社会の変化だけではなく、社員のニーズへ対応するのもマツバラの特徴。四半世紀も前から働き方改革を推進しており、社員の離職率も低いです。有給取得の推奨や育休・産休制度等、プライベートが充実できる制度の他、積極的な設備投資など技術を磨ける環境も用意。社員の技術向上を全面的に支援しており、社内で工学博士が複数名誕生しています。また、マツバラでは性別や年齢に関係なく平等にチャンスが与えられます。若くして役職に就くことも珍しくなく、女性管理職も複数在籍。伸び伸びと働ける職場環境のためか人間関係が良く、役員や上司にも自由に意見が言えます。仲間とも切磋琢磨しながら、共に学び、成長できる環境があります。

鋳物づくりは紀元前3000年頃に生まれたと言われるほど長い歴史を誇ります。多くの産業を支えてきた鋳物づくりを引き続き発展させること。それがモノづくりの発展に欠かせないと思います。そうした使命感・責任感を全社員が持ち、お客様のお困り事に応えていきたい。そのためには、一人一人がお客様から「ありがとう」と言っていただけるよう課題をキャッチし、改善や新たな取り組みに向けて自ら考えて動かなければなりません。経営理念「人を大切にする」の「人」とはお客様、当社、当社の社員、そして社会を指します。経営理念を全員が体現し、「ありがとう」の数を増やしていきたいと考えています。（代表取締役社長／松原史尚）