これが私の仕事 |
日々の鶏のことを考えて 私は、鶏たちが卵を産む鶏舎で働いています。“鶏たちが餌を食べて卵を産む、その環境をいかに良くするか”を日々考えながら仕事をしています。その鶏舎の環境づくりにかかせないとされるのが、主に水、餌、空気、光の4点です。例えば、私が働く農場では季節ごとに変化する鶏舎内の温度を一定に保つために、換気扇を使って鶏舎内に空気を取り込む事をしています。また、主だった4つの要因以外にも、鶏たちの住む環境に影響を与える数々の要因があります。それらを試行錯誤しながら考えて整えることが私の仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
試行錯誤の末の改善 鶏舎内の管理をしていて、私や同じ農場で働く社員全員で考えて実行した対策が、上手く作用して「環境が良くなった」と実感した時がうれしかったです。一例をあげると、鶏がたまごを産む期間の中で、一時的に産卵を抑えて身体を休ませることがあります。その際に、これまでの傾向と季節やその時々の鶏たちの様子を見て、餌の配分を考えます。そして、どのようにしたら産卵を再開した際に良く産むのかを練ります。特に相手は動物ですので、毎回対策を練るのは大変です。しかし、その分その対策が功を奏した時はやりがいとうれしさを感じました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
「たまごはどううまれているか」への興味 私が就職活動を開始した際に、「動物たちと仕事で接したい」という思いが漠然とありました。いろいろ考える中で、多くの動物たちと接することにも興味はありましたが、普段食べている物がどのように管理されているのか、ということにより関心を持ちました。その中でも豚や牛といった動物たちの飼育環境は想像できました。しかし、「鶏が産む割れやすいたまごをどう鶏たちと分けて、最終的にたまごパックにまでしているのか」ということは想像できなかったのが、鶏卵業界に興味を持った最初のきっかけです。調べていくうちに、生産過程を知りたい、全体的な作業に携わりたいと思うようになりました。そして坂本産業では、雛から鶏を育てて最終的にたまごパックにするまでしていることと、配属先への希望も出せるということで入社を決めました。 |
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これまでのキャリア |
育雛、育成農場(半年)→検査センター(1年半)→成鶏農場(現職) |