これが私の仕事 |
酪農家の経営安定のために バター、チーズなどに使用される生乳は「加工原料乳」と呼ばれています。一般に、生乳は酪農家と牛乳やバター、チーズなどを製造する乳業者の間で売買されていますが、加工原料乳の取引価格は牛乳向けに比べて安い価格で取引されています。取引価格の安い加工原料乳が増加すれば、酪農家の収益は減少してしまうため、加工原料乳の数量に応じて補給金(補助金)を酪農家に交付することで、経営の安定化と生乳の安定した供給を図っています。
実際の業務としては、各乳業工場を所管する都道府県などと連携し、毎月の加工原料乳の数量の確認、数量に基づく支払い請求の審査などを行っています。生乳課の業務は一人ではなく複数名のチームで行っているため、自分で判断がつかないことは、先輩や課長にも相談しながら進められる体制となっています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
ジョブローテーションで自分に合った仕事を見つけられる alicには、畜産・特産・野菜の3部門のほかに、国内外の農畜産物の生産や流通などに関する情報の収集、提供を行っている調査情報部、alic全体に関わる業務を行う総務部など様々な部署、業務があります。
入構後は、2~3年程の間隔で部署異動があり、様々な業務を経験することができます。私は4つの部署を経験していますが、実際に様々な部署を経験してみると、就職活動中には思いもしなかった業務に興味が湧くこともありますし、自分の適性を考えることができます。専門職採用ではないので、興味のある業務はあるけれど、ずっとその業務だけを続けていけるか不安がある方にとっては向いている職場であると思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
生産者の経営を支える仕事に就きたい 農業の盛んな地域で育ってきたため、幼いころから農業は身近なものとしてあり、将来は農業に関わる仕事がしたいという思いで大学も農学部に進学しました。大学の調査実習である地域を訪問した際、生産者の方からお話を聞く機会があり、6次産業化や経営規模の拡大に取り組む生産者もいれば、現在の規模を維持するのが精一杯で後継者のいない状況に悩んでおられる生産者もいて、経営の悩みや考え方は様々であることを実感し、そのような様々な生産者の経営をより広く支える手段の一つが、補助金による支援であり、alicの業務ではないかと思い、入構を決めました。 |
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これまでのキャリア |
総務部総務課(1年3カ月)→畜産振興部畜産流通課(3年)→那覇事務所(2年9カ月)→酪農乳業部生乳課(3年)→特産調整部輸入調整第一課(現職) |