業種 |
食品
農林/エネルギー
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本社 |
鹿児島
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私たちは、三菱商事グループの一員であり、日本の食を支える畜産のプロフェッショナル企業です。チキンの生産・処理・加工、並びに豚の生産を自社で一貫して行なう「畜産インテグレーション」を実現し、環境にも配慮した事業を展開中。「ジャパンファーム」という社名にも、質・量ともに安定的に製品を供給し続けることで、日本の食を守っていこうという想いが込められているのです。近年は海外企業からも高い評価を得ています。
チキンの生産・加工や、養豚といった事業を主に行なっている当社。食卓に美味しいお肉を届けるという社会的な使命を帯び、1969年の設立以来、大規模な直営一貫生産を手掛けてきました。生産数の増加とともに販路も拡がり、今ではスーパー・コンビニエンスストア・ファストフード店・ラーメン店・食品メーカーなどと取引を実現。鶏・豚のお肉は多くの需要があり、日本の食卓を支える当社の事業は、毎年安定的な業績を上げ続けています。また、当社は1988年に、業界に先駆けて日本ケンタッキー・フライド・チキン社の生産認定工場となりました。現在では、同社が使用するチキンの38%を供給するなど、大手企業とも安定的な取引があります。
当社では、食の安心・安全を守るために、徹底した品質管理を行なっています。その役割を担うのが品質保証部で、製品が人の健康に害を及ぼさないことを科学的な根拠に基づいて保証し、お客様に高品質な製品をお届けしているのです。たとえば、鶏肉の加工品に関しては、ランダムに抽出したサンプルを培養し細菌検査を実施。多岐にわたる検査項目に沿って、多角的な視野で製品の安全性を毎日チェックしています。また、検査結果の精度を高めるために、社員たちは定期的に社外の専門機関で研修や試験を受けるなどして、高度な技術を習得しているのです。品質保証部の活躍は高品質な製品づくりに大きく貢献していて、当社の信頼を支えています。
三菱商事を中心に、日本農産工業・日清丸紅飼料・日本ハムの4社によって設立された当社。企業コンセプトは、当社が生産・処理・加工の部門を担い、関連各社の機能を垂直に統合するという「畜産インテグレーション」の実現でした。この取り組みは、業界を先見したモデルケースとして注目を集めたのです。その後2019年には、千葉県・岩手県を事業拠点とする三菱商事グループのときめきファーム株式会社と合併し、活動範囲を拡大しています。そんな当社では、社員が将来的に三菱商事の国内・海外グループで活躍する機会もあることが特徴。自己成長のための手厚い支援もあり、業務に必要な資格であれば、取得に必要な費用を会社が補助しています。
事業内容 | ■チキン生産事業
種鶏の育成・採卵およびヒナの育成をはじめ、肥育から出荷までの一貫生産、餌の改良、協力農家ネットワーク向けの支援ビジネスなどを行なっています。 ■製造(加工)事業 自社鶏の処理から加工品の開発・製造・販売に至るまで、三菱商事グループ向けのビジネスを展開しています。 ■養豚事業 原種豚の育種改良をはじめ、餌の改良、分娩・離乳・肥育から出荷までの一貫生産を通じた三菱商事グループ向けのビジネスや、協力農家ネットワーク向けの支援ビジネスを行なっています。 ■環境・社会価値創造事業 地球と人類の未来に貢献するサステナビリティの推進、廃棄物の有効活用と地域還元、たい肥の製造・販売、バイオマス発電、工場設備投資と修繕の管理など、新たな価値の創出を目指しています。 |
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設立 | 1969年7月 |
資本金 | 30億円 |
従業員数 | 1,843名(2023年3月現在) |
売上高 | 598億円(2023年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 増田 智行 |
事業所 | 本社/鹿児島県曽於郡大崎町益丸651
■チキン事業部 生産部/鹿児島県曽於郡大崎町野方3887 大崎工場・エキス工場・販売部/鹿児島県曽於郡大崎町神領1046-22 製造部 垂水工場・化製品工場/鹿児島県垂水市市木字光石5092 ■東日本チキン事業本部 岩手事業部 盛岡工場/岩手県盛岡市好摩字中塚3-3 千葉事業部 千葉工場/千葉県千葉市若葉区高根町426 ■養豚事業本部 養豚事業本部/鹿児島県伊佐市大口宮人1736 ■環境・社会価値創造本部 環境・社会価値創造本部(施設部・アグリ部)/鹿児島県曽於郡大崎町岡別府592 肥料製造課/鹿児島県伊佐市大口宮人1736 ■品質保証部 品質保証部(検査課)/鹿児島県曽於郡大崎町益丸651 |
理念 | ■企業理念
私たちは「地球」と「人」の健康に貢献します。 ■経営理念 私たちは、お客様と喜びを分かち合い 自然と社会のつながりを大切に 夢をもって、ときめきあふれる事業の発展に挑み続けます。 |
株主 | ジャパンファームホールディングス株式会社100%出資 |
関連会社 | 株式会社ジェーエフフーズ(100%出資会社)
株式会社ジェーエフチキン(100%出資会社) 有限会社ジェーエフアグリ(33.3%出資会社) |
社会貢献活動 | 事業所周辺の清掃活動やひまわりの苗植え、SDGs推進協議会への参加などを積極的に行なっています。 |
サステナビリティ経営の推進 | SDGsへの取り組みとして、3つの重要課題と、9つの取り組みを設定しました。環境・社会全体の共通課題に向き合い、事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献します。
【働きがい 魅力ある職場環境の実現】 ◎雇用の創出 ◎働きやすさ・働きがいの向上 【安全・安心な付加価値商品の提供】 ◎焼酎粕による付加価値化 ◎フードロスの削減 ◎アニマルウェルフェアの向上 【資源循環の促進 および地球環境に配慮した事業活動の推進】 ◎生産効率の向上 ◎資源の有効活用 ◎省エネ・温室効果ガスの抑制 ◎バイオマス発電・堆肥供給 |
沿革 | 1969年 会社設立
1977年 大口事業所が特別優良指定養豚場に認定される 1978年 資本金30億円に増資 1988年 垂水工場が、業界に先駆けて日本ケンタッキー・フライド・チキン社の生産認定工場となる 2000年 大崎工場のチキン事業部門が、業界に先駆けてISO9001認証取得。大口事業所の養豚事業本部が、業界に先駆けてISO14001認証取得 2015年 バイオマス発電所が完成し稼働開始 2016年 ジャパンファームホールディングス株式会社が設立され、当社の100%親会社となる 2019年 ときめきファーム株式会社と合併 |