こんにちは!
ワールドインテック R&D事業部 新卒採用課です!
「就職活動を始めたけど、何からすればいいの?」「そもそも自己分析って何?」と感じている方もいると思います。そんな方々の自己分析の第一歩になれば嬉しいです。
◆ 自己分析って、理系にも必要なの?
「研究成果やスキルで勝負すればいいんじゃないの?」
「自己分析って、文系の就活生がやるものでは?」
――そう感じている方もいるかもしれません。
でも、実は研究職を目指す理系学生こそ、自己分析が大切なんです。
なぜなら、研究職では「何ができるか(スキル)」だけでなく、
「なぜその研究をしたいのか(動機)」と「どんな姿勢で研究に向き合うのか」が問われるからです。
企業の採用担当者は、「この人がうちの研究環境で長く活躍できるか」を見ています。
つまり、自分の価値観・強み・研究への向き合い方を言語化できる人が、採用面接でも強いんです。
◆ 自己分析を始める3つのステップ
1 過去の過去の経験を「時系列」で振り返る
まずは、幼少期から現在までの出来事をざっと書き出してみましょう。
・研究テーマを選んだ理由
・苦労した実験や失敗の乗り越え方
・チーム研究で果たした役割
・長期的な課題にどう向き合ったか
などを掘り下げると、自分の思考や行動の“パターン”が見えてきます。こうして得た気づきが、「自分の強み」につながります。
2 「なぜ?」を5回繰り返して本音を探る
自己分析のコツは、理由を掘り下げること。
「新しい研究で社会に貢献したい」→ なぜ?
「環境問題を解決したい」→ なぜ? など。
このように「なぜ」を繰り返すと、単なる興味が「自分の原点」や「価値観」にまでつながります。
これこそが、面接で語れる説得力ある志望動機になります。
3 自分の軸を言語化する
最後に、自分の特徴をまとめてみましょう。
視点 自分の特徴
強み 論理的思考・継続力・探究心
弱み 完璧主義になりがち・時間管理が苦手
価値観 正確さを重視・科学で社会課題を解決したい
喜びを感じる瞬間 データが理論通りに動いたとき・仲間と成果を共有できたとき
こうやって“自分の軸”を明確にしておくことで、エントリーシートや面接で一貫したストーリーを語れるようになります。
◆ 自己分析は「研究」そのものと似ている
実は、自己分析は“自分という研究テーマ”を掘り下げる作業です。
仮説を立て、過去のデータ(経験)を分析し、結果を整理して結論を出す。
まさに、理系の研究プロセスと同じですよね。
だからこそ、理系学生にとって自己分析は得意分野でもあります。
◆ 最後に:自分の「研究テーマ」は自分で選ぶ
就職活動は、自分の人生という研究の次のテーマを決める作業です。
「どんな課題に挑みたいのか」「どんな環境で成長したいのか」――
それを明確にすることが、後悔のないキャリア選択につながります。
ぜひ、自分という研究対象を丁寧に掘り下げてみてください。
皆さんの研究が社会に繋がる未来を、心から応援しています。
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