社会福祉法人三国塩原会

利用者様を前に私たちが考えるのは「この方にとって今何が必要か」ということ。でもそれは、先回りして何でもやるということではありません。個人の尊厳が守られる介護を基本に、利用者様自身で物事を判断し、できるだけ自宅と同じような生活ができるようサポートすることです。介護のプロとして、お一人ずつ異なる人生観・価値観に寄り添い、残り少ない時間をどう過ごしていただくかを常に考えています。ここで最期の時を迎える方もおられますが、その時に利用者様、ご家族、職員みんなで「良かったね」と言い合えるような介護を重視しています。難しく感じるかもしれませんが、当たり前のことを当たり前にやる意識があれば、大丈夫ですよ。

三国塩原会は、設立時から『寝たきりの介護はしない』がモットーです。自然豊かな地域の良さを活かし、お花見や納涼祭など季節の行事やイベントを毎月実施。利用者様が主体的に関わることができる取り組みに力を入れている点も当法人の特徴です。また、SNSの活用も積極的に行っています。介護の現場は閉鎖的になりやすい面があるため、開放的な空間にすることで施設を知っていただき、さらに利用者様とご家族の繋がりにも役立っているんです。こういった企画は職員の発案で生まれています。みんな考えることを楽しんでいて、それを利用者様に楽しんでもらえると達成感もひとしお。充実した時間を創り、共有できることもこの仕事の醍醐味ですね！

職場環境は働く職員全員で創るもの、というのが私たちのスタイル。立場に関係なく意見をあげてもらいやすい仕組みがあり、風通しは抜群。実際に「職員が考えたものが通りやすい環境・体制が整っているのが三国塩原会の良いところ！」という声も聞こえます。『自分にしかできないことを見つけよう』を合言葉に、それぞれが得意なことを見つけ、仕事に活かせる環境を整備しています。そして、給与体系・休暇制度改善、残業ほぼなし、資格取得支援や外部研修参加…と、様々な取り組みが実現。こうした取り組みは、介護職員処遇改善加算の最高評価獲得というかたちでも評価を受けています。この環境の良さを、ぜひ見学に来てください！