業種 |
鉄鋼
陸運(貨物)/機械設計/設備・設備工事関連/その他製造
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本社 |
愛知
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■トヨタグループの鋼材供給を支える
豊田スチールセンターは、全国各地の鉄鋼メーカーから自動車の素材となる「鉄」を集約・加工し、供給する豊田通商グループの一員です。
トヨタ自動車(株)でつくられる自動車1台で使われる鉄のうち、実に60%が当社を経由して運ばれて行きます。
業界最大級の倉庫・加工工場として技術開発にも取り組んでおり、鋼材などの重量物の効率的な搬出入を可能にするCVTでは特許を取得しています。
『コイルセンター』は、薄く伸ばしてロール状にした鉄(コイル)の加工と輸送を担う施設のこと。豊田スチールセンター(TSC)は専用のふ頭を所有しており、全国各地の鉄鋼メーカーから届いたコイルを集約して加工・保管。自動車や部品メーカー様などへ届けています。TSCの設立は昭和46年までさかのぼります。「モータリゼーション」と呼ばれる自動車産業の隆盛にともない、トヨタグループ各社と鉄鋼メーカー双方の安定的かつ効率的な鋼材供給体制を実現するためにグループの総合商社である豊田通商(株)を母体につくられました。今日では物流と加工に留まらず、新しい設備の導入や開発、海外工場の立ち上げを企画するなど進化を続けています。
『生産技術部』はTSCの機械全般を扱う機械と電気の専門家です。製造ラインを動かし続けることで安定供給を守り、支える『保全』グループ。国内設備のリニューアルから完全に新しい機械の導入、計画、稼働までを担う『生産準備』グループ。そして海外の新工場立ち上げ、現地スタッフの指導や生産体制の構築を行う『海外支援』グループの3グループで構成されています。機械と電気の知識や技術で生産や効率化を支える、工場になくてはならない存在なのです。社内だけでなく社外の方とも関わる機会が多いため、幅広い知識やコミュニケーションスキルも身につきます。技術者としてはもちろん、人としても大きく成長できる部署なのは間違いありません。
倉庫物流や鋼板加工に留まらず、ニーズに合わせて進化するTSCではチャンスも豊富。手を挙げればどんどん新しいことややりたい事にチャレンジできます。サポート体制として社内外でもたくさんの研修を用意しているので、技術と自信をしっかりと身につけられますのでご安心ください。中には1年間の海外研修もあり、現地にしかない機械に触れながら技術を磨くことも可能です。また、みんなが口を揃えて言うのは、「人間関係で悩むことがない」ということ。部署や年齢、社歴や役職の壁なく仲が良いのは、写真からも伝わるのではないでしょうか。抜群のチームワークで、今日も世界に誇る自動車産業を支えています。
事業内容 | ■鉄鋼ならびに非鉄金属製品の加工及び販売
■物品の保管及び運送 ■自動車の解体及び発生屑ならびに部品の販売 ■前各号に付帯関連する一切の業務 |
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設立 | 1968年3月8日 |
資本金 | 15億円 |
従業員数 | 403名 (2022年4月現在) |
売上高 | 117億円 (2023年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 斉藤 尚治 |
事業所 | 本社工場/愛知県東海市新宝町33番の4
田原工場/愛知県田原市緑が浜4号1番地2 |
株主 | 豊田通商株式会社 100% |
主要取引先・納入先(順不同) | (株)豊田自動織機
トヨタ自動車(株) 愛知製鋼(株) (株)ジェイテクト トヨタ車体(株) 豊田通商(株) アイシン精機(株) (株)デンソー トヨタ紡織(株) 豊田合成(株) その他トヨタグループ関連各社約2,000社 素材メーカー各社 |
■先輩インタビュー1/生産準備 入社10年目32歳(新卒入社) | 手を挙げれば何でもやらせてもらえる会社です。最初にそう言われていたし、それは今でも変わっていません。大手資本の会社ではありますが、当社は比較的少人数。そういう意味でも声は届きやすいのかもですね。
生産準備グループでは、製造のための機械の新規導入からリニューアル、改造、自動化(省力化)を行っています。特に新規案件は製造部へのヒアリングを元に、メーカー各所に連絡を取り仕様決め、納入、稼働までのスケジュールなど、大体1年がかりで動きます。 いかに現場が効率よくなるかを左右する部署なので責任はありますが、生産量などの数字で効果が見えるのはモチベーションになりますね。 「何故必要なのか」「導入した際のメリット」などをしっかり説明できれば大きな反対に合う事も少ないのも、やりがいの一つです。 |
■先輩インタビュー2/保全 入社5年目27歳(新卒入社) | 元々モノづくりの過程を知るために機械を学んでいました。
保全グループのメインミッションは、「製造ラインを止めない」ことです。機械が動かないことは、工場にとっては大打撃。早急かつ正確な対処が求められます。 エラーは予告して発生するものではないので、ほとんどが急な対応になります。まずは慌てず、安全を確認。大きく分けて、「電気まわりのエラー」か「機械のエラーか」で対応が異なります。 機械のエラーも、基本的には簡単なパーツの取り換え程度で済むことが多いですね。大きなものはまず、その日の稼働分をこなせるような処置を行います。休憩中などの機械が動いてない時にも定期的にチェックします。 あまりに重大な故障の際は機械を停止させなければいけませんが、そうならないよう日々の細かく気を配っています。保全は『機械のかかりつけ医』みたいなお仕事ですね。 |
■先輩インタビュー3/海外支援 入社5年目27歳(新卒入社) | 自分より大きな材料や設備を扱う、大きなスケールのモノづくりに興味がありました。
海外での工場立ち上げはまさにスケールの大きな仕事。今も1つプロジェクトに参加しています。 既にあるもの、というよりは基本がゼロベース。何もないところから始めるので、かなり細かな仕様まで決める必要があります。海外は日本と仕様もルールも違うことがあるので、そこは大変ですね。 ただ、研修は手厚いです。僕の場合は1年間、アメリカに技術研修に行かせてもらいました。ほかにはタイや中国など、様々な地に行かせてもらえます(渡航費・研修期間の家賃は会社負担) あともう1つ。特に海外支援グループでは、ゴルフも仕事のうち……と言っても過言ではありません。海外では現地スタッフや駐在スタッフと回る機会が必ずあります。しかも、上手い方が喜ばれます(笑) |
ホームページURL | https://www.kotonear.com/toyotasc/ |