株式会社調査診断センター

設立以来、30余年にわたって建物の診断業務や修繕工事に関わる調査・設計・監理業務を専門に行ってきました。その中でも、官公庁や学校関係のご依頼が約4割を占め、熊本県の県庁や多くの学校の診断・調査に対応。この実績は、企業としての安定性や信頼性の高さを表すものだと自負しています。また、近年は誠実な仕事を評価いただき、依頼が九州全域に広がると共に、顧客数が200社を超え、民間のマンションや九州電力関係の施設、アスベスト調査など、業務の幅も拡大。設計においても、保全や改修に特化した、高いレベルの技術を誇ります。100年耐用する建物を手掛けることを目標としながら、1世紀を超えて持続可能な長寿企業を目指していきます。

当社へのご依頼は、公共施設やマンションなど、大規模な建物に関する調査、改修が多いため、日頃からチームを組んで業務に取り組んでいます。仕事内容の専門性が高いことから、建築系の知識が豊富な人にアドバンテージはあるものの、チームごとにOJTを行うことで、業務に慣れながら着実に成長でき、実際に多くの文系卒の社員が活躍中です。また、業務内容を約400の項目に分けて、すべて文章化しているのも特徴。その都度、習得すべき仕事が明確になり、一歩ずつステップアップしていけます。業務の習得レベルが能力給に反映されたり、チームでの売り上げに応じてボーナスが支給されたりといった取り組みも行っていて、スタッフから好評です。

建築の仕事と聞くと、建物を新たに手掛ける仕事をイメージする方が多いと思います。しかし当社では、新築の設計や施工には携わりません。当社の使命は、既存の建物や施設をより長く、安心して使い続けられるようにすること。今あるものに付加価値を与えることで物件の価値や生活を向上させる、SDGsの考えにも密接した社会的意義の高い仕事です。具体的な仕事内容は、ドローンや赤外線、各種レーダー機器等を使用した非破壊検査によって、建物の劣化状況や耐震性等を調査・診断する業務と、調査に基づいた改修工事や保全の提案を行う設計業務。建築関係の分野を学んだ理系卒の社員だけでなく、文系卒の社員も多く活躍しています。