私たち福島製鋼は、1953年に日野自動車工業株式会社の自動車部品を製造するために設立された会社です。
トラックやバス、建設機械、鉄道を動かすために欠かせない連結器や建設機械用バルブハウジングなどの鋳造部品を中心に製造、販売しています。
ほかにも、電子部品などの身近な製品の製造で使用される電解ジルコニアの開発を行い、製造現場に貢献しています。
#福島市
製造業の基幹部分である鋳造の専業メーカーとしてさまざまな産業分野に部品を提供している当社。トラックやバスなどのあらゆる自動車部品、新幹線、普通列車をはじめとした各種鉄道部品に対応するため、粗材から完成加工まで一貫して生産できる体制を整え、ハイレベルな技術を目指した研究開発を行ってきました。さらに、徹底した品質管理や合理化を図った結果、高品質で高効率な部品製造を実現。お客様のニーズに合った製品の提供をしています。そして、鉄道車両連結器では国内トップクラスのシェアを誇り、建設機械用のバルブハウジングでも世界で大きなシェアを誇るまでに成長しました。
当社の主な取引先は自動車産業を営むお客さま。環境問題への対策が必要になってきた昨今、自動車業界でも燃費向上や排ガス低減などが求められています。当社ではそのニーズに応えるため、超薄肉の鋳鋼品の開発に取り組んできました。鋳物では薄くて軽量な部品を作ることは困難だといわれてきましたが、試行錯誤の結果、薄さ4ミリの薄肉化に成功。そのほか、パワーショベルのバルブハウジングでは、強度を保ちながら±0.8mmの製品精度を保証するなど高精度な部品作りが高く評価されています。さらに、高度な三次元測定機や解析システムを用いることで、鋳造欠陥の原因を特定するなど、品質向上に向けた体制を整えています。
当社では、各部門で若手社員にどんどん仕事を任せていく社風。全国各地のセミナー、展示会にも参加させるなど学べる機会も豊富で、刺激の多い職場です。また、失敗をとがめる人は当社にはいないので、思い切って挑戦できる環境です。そのため、どの社員も好奇心をもって仕事に取り組み、自分で考えて行動するというスタイルで業務を進めています。このような取り組みのおかげで、社員はみなモノづくりの奥深さや面白さを実感しています。さらに、意見を発言しやすく、耳を傾けてもらいやすいのも当社の特徴。社内でのコミュニケーションが活発で、先輩社員にも相談しやすいため、知識やスキルの向上を目指し成長していけます。
事業内容 | 自動車用鋳造品、建設機械用鋳造品、鉄道車両鋳造品の製造、販売 |
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設立 | 1953年12月 |
資本金 | 5億8400万円 |
従業員数 | 768名(2023年10月時点) |
売上高 | 177億円(2022年度実績) |
代表者 | 代表取締役社長 登坂明弘 |
事業所 | 【本社・吾妻工場】
福島県福島市笹木野字天竺田8番地1 【相模工場】 神奈川県相模原市緑区町屋1丁目1番40号 |
沿革 | 1953年12月 日野自動車工業株式会社の自動車部品の製造を開始
資本金9900万円。 1969年4月 東北開発株式会社より工場を譲り受け、吾妻工場とする 1996年2月 事務棟、厚生棟、塗装工場、模型倉庫を建設 1999年4月 相模鋳造株式会社と合併 2001年8月 福島工場を吾妻工場へ集約 2002年10月 ISO9001取得(相模工場) 2003年11月 ISO14001取得(吾妻工場) 2004年10月 相模工場バルブ加工工場稼動開始 2005年6月 新ジルボン工場稼動開始 2005年9月 ISO14001取得(相模工場) 2006年11月 ダクタイル用造型設備(KDM)を新設し稼動開始 2007年10月 ダクタイル用造型設備(KDM)自動注湯機の稼動開始 2007年11月 相模工場自硬性造型ライン稼動開始 2009年3月 ダクタイル用ショット機(SB-100KA)の稼動開始 2010年10月 相模工場低周波炉の稼動開始 2011年3月 東日本大震災により溶解炉他の稼動停止 2011年5月 相模工場油圧バルブライン自動注湯機の稼動開始 2012年5月 ダクタイル仕上工場ショット機(SNM-10CA)の稼動開始 2016年1月 ハウジング新加工ライン稼動開始 2019年7月 吾妻工場にて高周波炉稼働開始 2021年4月 プラズマ自動切断機導入(吾妻工場) |
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