業種 |
紙・パルプ
機械/重電・産業用電気機器/化学/プラント・エンジニアリング
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本社 |
愛媛
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間伐材・植林木材やリサイクル古紙を原材料とした新聞用紙や印刷・情報・衛生用紙などを製造・販売している製紙メーカーです。衛生用紙ブランド「eminas(エミナス)」を立上げ、全国約10,000店舗で商品を販売しています。また、木質由来の新素材「セルロースナノファ イバー」を使用した新商品の研究開発・販売にも力を入れています。事業の転換点を迎え、新規事業に取り組んでいる当社は、新たなことに日々挑戦し続けています。
当社専用の港を有している臨海工場には、東京ドーム14個分の広大な敷地に新聞用紙抄造マシン、衛生用紙抄造マシンなど、3台の大型抄造マシンを設置しています。工場内ではチップから紙の原料であるパルプの製造、紙の抄造、製品仕上げ、製品出荷までの一貫した生産を行っています。また、国内外へ販売するパルプシートの製造プラント、セルロースナノファイバーの量産化に向けたパイロットプラントも稼働中です。
世界では環境汚染、脱炭素、CO2排出量削減といった様々な問題・課題があります。当社においては事業成長のみを目的とするのではなく、地域・社会とともに成長を続けることを目指しています。その一環として、マイクロプラスチック回収装置を搭載した木材チップの専用運搬船の就航、エネルギー転換等を検討する「四国中央市カーボンニュートラル協議会」の設立などを行っています。
創業以来100年を超えて培ってきた技術力により、新聞用紙(生産量業界4位)を始め、出版用紙・印刷用紙などを製造・販売してきました。現在はこれらの技術力を基礎とし、次のステップを見据えた新たな商品(衛生用品、セルロースナノファイバーなど)の製造・販売を行っています。2023年に年間生産能力2万6千トンの衛生用紙抄紙機・加工設備が稼働し、全国のドラッグストアなど約10,000店舗で「eminas」の商品が販売されています。
事業内容 | ■紙・パルプ
新聞用紙・出版用紙・印刷用紙・情報用紙・衛生用紙・クラフトパルプの製造・販売 ■エネルギー バイオマス発電、太陽光発電による売電 ■土木資材 紙・パルプの製造工程で排出されるペーパースラッジを焼却した後の灰を使用した土質改良材の製造・ 販売 ■セルロースナノファ イバー 大学や研究機関などと共同研究による開発したセルロースナノファ イバーを使用した製品製造・販売 |
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創業 | 1919年7月 |
設立 | 1946年2月 |
資本金 | 12億円 |
代表者 | 代表取締役社長星川知之 |
売上高 | 458億円(2023年度) |
従業員数 | 500名(男443名・女57名) |
事業所 | 本社/愛媛県四国中央市
工場/大江(愛媛県四国中央市) 支社(営業本部)/東京 支店/大阪・名古屋・九州(福岡) |
会社沿革 | 1954年 丸井製紙を吸収、川之江工場が発足
1979年 大江工場完成 1995年 ニュージーランドに木材チップ製造の子会社「丸住ワンガレイ」を設立 2000年 大江・川之江工場、ISO14001認証取得 2006年 FSC・CoC(加工・流通過程の管理)認証取得 2007年 PEFC・CoC認証取得 2015年 野菜生産の子会社「しこくグリーンファーム」を設立 2018年 土質改良材プラント完成 2021年 パイロットプラント完成(セルロースナノファ イバー) 2022年 衛生用紙ブランド「eminas」の商品販売開始 2023年 衛生用紙の製造・加工設備完成 |
社是 | 「堅実・誠実・人の和」 |
経営理念 | (1)顧客の信頼に応える企業(顧客第一主義)
(2)地球環境保全に努める企業(自然との共生) (3)地域社会に貢献し愛される企業(地域との共生) (4)社員の幸福を実現する企業(社員との共生) |
関連会社 | 丸住エンジニアリング株式会社、丸住ライン株式会社、丸住テック株式会社、株式会社カミオー、マルスミワンガレイ株式会社、トーヨデンサン株式会社
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