前田建設工業株式会社

施工管理の仕事は、言うなればものづくりの現場監督。プロの力や先輩方の助けを借りながら、巨大な建物を自らの手で形にできるのが醍醐味です。当社の施工管理には、若いうちから積極的に挑戦できる風土があります。たとえば、若手のうちから自らの業務の幅を広げるために新たな技術や工法を身に着けている職員がいます。また時代のニーズに即した技術や構造部材の開発や受注段階の物件の工事費の見積もりも行います。建築エンジニアリングにおいては医薬品や食料品工場を中心に基本構想から運用支援まで技術的な知見を元に営業や設計と共に受注活動を行います。BIMの推進や耐震診断や建物の長期修繕などのソリューション業務でも活躍できます。

当社の設計職種は意匠・構造・設備の３つに分かれています。意匠の特徴として、当社では業界でもいち早くBIMを取り入れ、デザインの高度化から施工の効率化まで他社に先駆けて活用を進めている実績があります。構造は、意匠で描いた理想の建物を、技術面やコスト面を踏まえて実現に近づけるのが重要な役割ですが、その際も若手の意見を積極的に取り入れる風土があります。設備では、電気・電子系、機械系の方もそのスキルを発揮できる場が数多くあります。どんな建物にも電気・空調・給排水や衛生などの設備は必要不可欠ですが、技術を重んじながらも、その建物がどうあるべきかという利用者視点から、設備のあり方を考えることができます。

現場事務の仕事は作業着などの発注から、取引先との契約書の確認、億単位にのぼる支払い管理まで、多岐に渡ります。周囲のサポートを受けながら、早くからどんどん仕事を任される環境があります。そして仕事をする中で、皆さんが「改善したい」「新しく取り組みたい」と感じたことに、積極的に挑戦できる風土があります。　ま た、協力会社や近隣に住む方々も含め、関係する全ての人が気持ちよく働ける・暮らせる環境づくりを行なうのも、現場事務の重要な役割の一つです。いわば、ものづくりを行なう人を支えることで、ものづくりを根本から支える。それが私たちの仕事です。