社会福祉法人はる

「ご本人を大切にする」この思いをスタッフ皆が当たり前に語り合えるまで、20年ひたむきに実践してきました。先輩方のおかげで、ライフステージに合わせた福祉サービスは整いつつあります。利用者さんの幸せを思い巡らせた時、どこに通いどこで暮らすということ以上に、「誰と何をして過ごすか」これがとても大事です。特に充実期を過ごす学齢期や成人期の利用者さんにとっては、周囲の支援者の考えや選択が彼らの人生の大部分を占めると言っても過言ではありません。「ご本人にとってどう思うか」「ご本人を置き去りに決めていないか」「意志を汲み取れているか」ご本人を中心に、本人に関わる皆さんと日々このやりとりを重ねています。

佐賀県の障がい者芸術文化活動支援センター「SANC」として活動を行っています。「障がいのある人が、芸術活動を通して豊かに暮らし、誰もが多様な文化を認める豊かな社会へ」という理念のもと、障がいのある人・支援する人・芸術活動に関心のある人などを対象に、「相談対応」「創作・発表機会の創出」「人材育成」「ワークショップ」「ネットワーク作り」「情報発信」など、様々なことに取り組んでいます。またアトリエサンクでは、たくさんの画材を自由に使って創作活動ができる「ゆっつらアートデイ」も毎月開催しています。ぜひ遊びに来てみてください！☆SANCが運営するWebサイト「ゆっつらアートねっと」もご覧ください！

はるではたくさんのスタッフがお互いの部署を行き交います。職員同士が顔を合わせると、共通の利用者様の話で度々話が弾みます。「今日〇〇さんがこんな表情をしてくれました！」「うまくサポートに繋がりました！」「検討してきたことが良い成果につながりました！」などなど。先輩職員からOJTを受けて、その後自分が関わってできるようになった喜びを伝えたり。日中支援と居住支援で、一人の利用者様の様子をお互いに共有したり。時には仕事に行き詰まることもあるけど、どんな悩みにも真剣に向き合ってくれる心強い味方がたくさんいます。