これが私の仕事 |
遊星歯車減速機の設計。構造計画からコストダウン提案まで 国内外のお客様からの要求仕様に基づき、最適な遊星歯車減速機を提案設計しています。構想の計画から外観を作り、それに基づいて内部の図面の展開を行い、実際にモノづくりを行う製造部にその図面を提出するという流れです。商品の難易度や規模にもよりけりですが、製造した歯車を機械の原動力としてしっかりと稼働させるため、機械メーカーの技術者と打ち合わせをすることもあり、モノづくりに一貫して携わっているという実感を持つことができます。納入した減速機が問題なく稼働している様子を見るととても安心します。現在入社14年目を迎え、開発推進のリーダーをしていますが、メンバーやお客様からこの人に相談すれば何とかしてくれるだろう、早く解決してくれるだろうと思ってもらえるような技術力の高い人になっていきたいと思っています |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分の設計した減速機によるリフトで、山頂までいけたとき 入社1年目、スキーリフト用減速機を他社製既設機の置き換えとして設計しました。
当時、経験したことのない機構を備えた減速機であり、他社製品をスケッチしながら機構を理解しようとしていました。非常に難しく、悩み、時間を費やし、ようやく自分で納得できる構造を計画しました。しかし、それを上司に報告した際、即座に欠陥を指摘され、瞬時に構造を考え直してくれました。その時、自分の技術力の無さ、上司の技術力の高さを痛感したと同時に、このレベルまでいきたい、上司を越したいと思ったことを今でも思い出します。思い悩み、挫折を味わいながらようやく完成したリフト。それが現地で問題なく稼動し、そのリフトによって山頂まで辿りつけた時、ほっとした安心感と何ともいえない嬉しさを感じました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
モノづくりの全体に携わることができる、縛られない風土 設計としてあまり縛られることなく、いろいろな業務を任される環境が魅力です。
設計だけの枠で、その枠内で決まりきったことをして終わりでは実際にいいものができているのか分かりません。ここでは、設計だけでは無くその前後のつなぎや、それ以降の打ち合わせから詳細の内容までを任されることもあります。そこまで面倒をみてやらせてもらうことで、より良いもの作りに反映できたり、よりコストダウンできたりするのです。最高のモノづくりを追求し、お客様に喜んでいただけることがやりがいにつながっています。 |
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これまでのキャリア |
前職:派遣会社(設計 1年間)→当社へ転職:技術(現職・今年で19年目) |