業種 |
食品
|
---|---|
本社 |
福島
|
「マルちゃん」ブランドでおなじみの東洋水産株式会社の完全子会社です。福島県伊達郡桑折町に本社・工場を構え、設立から60年以上にわたって食品製造業を手掛けてきました。現在では、レトルト包装米飯や無菌包装米飯、雑炊を製造しています。食の「安全・安心・安定」を実現するため、品質管理を徹底。研究開発部門を設け、時代のニーズに合った商品を提供していくため、新製品の開発や既存製品の改良にも力を入れています。
社名に「フクシマ」が入っているとおり、福島県に拠点を構える食品メーカーです。東証プライム市場上場の東洋水産株式会社の完全子会社であり、大手食品会メーカーのグループ会社という安定した経営基盤を持っています。1957年の設立以来、長年にわたって食品製造業を営み、技術とノウハウを蓄積してきたことも当社の強みです。当社が主に手掛けているのはパックごはん。レトルト包装米飯は1975年から50年近く製造を手掛け、無菌包装米飯(白飯)も2001年から20年以上にわたって製造を続けてきました。これからも「フクシマ」の地から全国に向けて、安全で安心な美味しいパックごはんを提供していきます。
「マルちゃん」ブランドのレトルト包装米飯や無菌包装米飯などの製造を担う当社では、研究開発部門を持ち、社会の変化や時代のニーズに応じた製品づくりを行ってきました。たとえば、レトルト包装米飯のトレー製品では、健康志向の高まりを受けて、玄米ごはんや麦ごはんといった商品をラインナップに加えています。無菌包装米飯は、高齢者層世帯や共働き世帯の増加によって需要が拡大。米の産地や銘柄にこだわった商品、やわらか炊きなどの炊き方を変えた商品、容量の異なる商品などを展開し、幅広いニーズにお応えしています。また、備蓄用やシニア層による需要の増加が見込まれているため、東洋水産グループ企業の雑炊の製造も手掛けています。
当社では食の安心や安全はもとより、安定した品質の製品を提供していくため、徹底した品質管理を行っています。品質管理などに関する各種マネジメントシステムの認証を取得し、品質管理体制の強化に取り組んできました。2020年11月には、「ISO22000」に追加要求事項を加えて強化した食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」の認証を取得。トレーサビリティシステムの導入により、工場で製品に使用した原材料を明確に把握できる体制もあります。また、地球環境に配慮した事業活動を通じて社会に貢献していくことも、当社が注力している点です。2005年には、環境マネジメントシステム「ISO14001」の認証を取得しています。
事業内容 | 食料品製造業
(レトルト包装米飯、無菌包装米飯、雑炊) |
---|---|
設立 | 1957年3月 |
資本金 | 2億2,270万円 |
従業員数 | 227名(2023年12月現在) |
売上高 | 112億円(2022年度実績) |
代表者 | 代表取締役 村上 好治 |
事業所 | 本社・工場/福島県伊達郡桑折町大字成田字二本木10番地の1 |
親会社 | 東洋水産株式会社 |
沿革 | 1957年3月:
伊達食品株式会社を資本金500万円で福島県伊達郡桑折町に設立 果実缶詰の製造開始(1979年7月製造終了) 1971年3月: 東洋水産株式会社の子会社となり、福島東洋株式会社へ商号変更 即席麺の製造開始(2017年2月製造終了) 1975年11月: レトルト包装米飯の製造開始 1977年1月: 本社・工場を福島県伊達郡桑折町の現在地に移転 1997年7月: フクシマフーズ株式会社に商号変更 1998年11月: 日本証券業協会に株式を店頭登録 2001年7月: 無菌包装米飯の製造開始 2002年12月: 品質マネジメントシステム「ISO9001」認証取得(2020年12月返上) 2004年12月: ジャスダック証券取引所に株式上場 2005年3月: 環境マネジメントシステム「ISO14001」認証取得 2006年7月: 米飯工場(無菌包装米飯)を増設 2009年10月: 東洋水産株式会社との株式交換により、完全子会社となる (ジャスダック証券取引所の上場廃止) 2009年12月: 食品マネジメントシステムシステム「ISO22000」(無菌包装米飯)認証取得(2020年11月返上) 2011年12月: 食品安全マネジメントシステム「ISO22000」(レトルト包装米飯・流動食)認証取得(2020年11月返上) 2012年6月: 雑炊の製造開始 2018年6月: 米飯工場(レトルト包装米飯・無菌包装米飯)を増設 2019年7月: 米飯工場(レトルト包装米飯)を増設 2020年11月: 食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」認証取得 2023年3月: 管理棟竣工 |