業種 |
化学
医薬品/化粧品/商社(化学製品)
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本社 |
大阪
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私たち日本精化は、化粧品や医薬品、自動車、家電製品といったみなさまの身近にあるものの化学原料を製造するファインケミカルメーカーです。
BtoBのため会社名はあまり知られていませんが、製品の一部は国内や海外でもトップクラスのシェアを誇っています。創業から100年以上経過し、次なるビジョン「キレイのチカラでみんなを笑顔にする」を、独自技術と開発力、そしてチャレンジ精神をもとに実現に向けて歩みを進めています。
私たち日本精化は「化学を通じて社会に貢献する」を理念として、化粧品や医薬品などの高付加価値原料を世界に提供するファインケミカルメーカーです。BtoBメーカーのため社名を知っている方は少ないと思いますが、皆さんの身近にある化粧品やヘアケア等の化粧品原料、 健康を支えるワクチンや薬などの医薬品原料、電子材料や各種樹脂などにも使用される機能性素材など、暮らしや健康に欠かせない原料を幅広く提供しています!
106年もの間、日本精化が社会に必要とされ続けてきた理由。その1つは常に社会背景やニーズに合わせて変革を続けてきたからです。独自の化学分野を切り開いて事業を拡大し、高付加価値な原料メーカーとして幅広い分野に製品を提供しています。「歴史の長い化学メーカー」と聞くと堅苦しい印象を持たれるかもしれませんが、こうした変革のDNAが受け継がれた人材を強みに、チャレンジをを続ける会社なんです!また、経営の面でも、設備投資強化、働きやすい環境の整備、デジタル化の推進、技術開発への投資強化、次世代技術の確立など、持続的な成長を目指した取り組みを行っています。
日本精化は、「サステナブル社会の実現と当社の持続的な成長の両立」を基本方針に、サステナビリティへの取り組みも行っています。CO2排出量の削減や再生可能エネルギーの利用はもちろんのこと、多様な人材が活躍できる環境整備、持続的発展に向けた人材育成、ワークライフバランスの質の向上などにも努めています。
事業内容 | ◆ビューティーケア分野
≪香粧品事業≫ 化粧品(スキンケア、メイクアップ、ヘア・ケア、洗浄剤等)の原料を幅広く提供しています。実は皆さんの身の回りの化粧品にも日本精化の原料が数多く使用されています。営業部門と研究部門が一体となってお客様の様々な「用事」を解決する活動を展開しています。 ≪ラノリン事業≫ ラノリンとは 羊の毛から得られる天然オイルです。高い保水性を持っているため、 ローションや薬品の基材として、また、他の材料と混ぜることで防錆剤などの工業製品原料としても利用され、世界トップクラスのシェアがあります。また、羊毛由来であるため、環境に配慮したサステナブルな製品開発ができることも、強みの一つです。 ◆ヘルスケア分野 リポソーム医薬品や、肺表面活性医薬品、医薬品修飾剤などに使用される高純度リン脂質を提供しています。これらの製品を通してナノ医療分野の発展を支えるとともに、近年はより消費者に近い分野の製品開発にも挑戦しています。また、厳格な基準である医薬品GMP管理の下で生産を行なっており、その高い信頼性から国内外の原薬メーカーにおいて数多くの採用実績があります。 ◆ファインケミカル分野 高い有機合成技術を背景に、医薬品中間体の受託合成を行なっています。また、スマートフォンやタブレットPCなどのフレキシブル基板などに使用される原料や、自動車や家電製品、住宅用建材などに使用される機能性樹脂の原料など、様々な分野で製品展開しています。その他、自社合成技術を用いて開発した、防曇、帯電防止、撥水などの機能性を備えたコーティング剤も取り扱っています。 |
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設立 | 1918年2月 |
資本金 | 59億3,322万円 |
従業員数 | 415名(グループ全体719名) |
売上高 | 171億円(2024年3月期) |
代表者 | 代表取締役執行役員社長 矢野 浩史 |
事業所 | ◆本社
大阪府大阪市中央区備後町2丁目4番9号 日本精化ビル10F TEL:06-6231-4781 ◆東京支店 東京都中央区日本橋小伝馬町4番9号 小伝馬町新日本橋ビルディング5F ◆生産拠点・研究所 高砂工場、加古川東工場、神戸工場、研究所 ◆関係会社 日精バイリス株式会社、株式会社アルボース、日精プラステック株式会社、オレオトレード・インターナショナル株式会社、四川日普精化有限公司、日隆精化國際股分(にんべんに「分」)有限公司 |
沿革 | 1918年 日本樟脳(株)として神戸市に創立
1954年 油脂関連製品の製造販売を開始 1970年 高砂工場を新設 1971年 社名を「日本精化 (株)」に改める。 1976年 大阪市に本社ビルを設置 本社所在地を大阪市へ移転 1979年 大阪証券取引所市場第2部上場 1992年 大阪証券取引所市場第1部上場 1995年 吉川製油(株)(現在の加古川東工場)を吸収合併 1997年 東京証券取引所市場第1部上場 2012年 加古川東工場に高機能材料の製造プラントを新設 2017年 高砂工場に医薬品製造プラントを新設 2018年 創業100周年を迎える 2022年 東京証券取引所プライム市場に移行 2023年 日精バイリス株式会社が日精興産株式会社を吸収合併 |
ホームページ | https://www.nipponseika.co.jp/ |
数字でわかる日本精化-事業- | ◆創業:106年
◆社員数:415人 ここ5年で100人以上増加 ◆売上高:171億4900万円 ここ5年で30%増加 ◆営業利益:27億800万円 ◆営業利益率:15.8% 製造業平均約5%(優秀な企業でも約10%※1) ◆資本金:59億3322万円 ◆設備投資額:120億円 2022年度は26億円の投資 ◆製品数:約500製品 お客様のニーズに合わせて展開しているため常に前後いたします。 (2024年3月現在) ※1出典:経済産業省「2023年経済産業省企業活動基本調査」 |
数字でわかる日本精化-働き方- | ◆平均年齢:39.5歳
◆平均勤続年数:12.6年 ◆平均年収:712.7万円 ◆有給休暇取得率:82.6% 日本の平均は58.3%※2 ◆有給休暇取得日数:13.8日 ◆平均残業時間:15.7時間 ◆離職率:2.7% 日本の平均は11.9%※3 ◆育児休業取得人数:男性12人中5人 女性3人中3人 男性の育児休業取得も促進 ◆育児休業復帰率:100% 全ての人が育児休業取得前と同様の職場に復帰! (2024年3月現在) ※2出典:厚生労働省「令和5年就労条件総合調査」 ※3出典:厚生労働省「令和4年雇用動向調査」 |
数字でわかる日本精化-サステナブルへの取り組み- | ◆再生エネルギー電力:100%
2022年3月から本社ビルで2022年5月から高砂・加古川事業所において、太陽光・風力発電等を用いて発電された再生可能エネルギー100%の電力へ切り替えました。 ◆二酸化炭素排出量削減:30.5% 2030年度までに二酸化炭素排出量を2013年度比で38%削減することを目標として動いています。2022年度には購入電力のすべてを再生可能エネルギーに切り替えたことなどから30.5%の削減に繋がりました。 (日本が掲げている全体目標の46%ではなく、産業部門の38%に準ずる) (2024年3月現在) |