阪神ケーブルエンジニアリング株式会社

当社は無線や光ファイバなどの「通信インフラ」を支えている会社ですが、その中でも注力しているのが「地域BWA」システムの普及です。これは、地域社会の福祉や利便性を向上させるために割り当てられた周波数を用いた無線データ通信システムのこと。この導入により、学校教育でのICT活用や防災・防犯用監視カメラなどの映像転送、交通機関の運行情報提供サービスなどが実現でき、各地域の通信サービスの充実に寄与しています。当社は業界に先駆けて地域BWAの無線免許を取得して全国各地域への導入を進めており、現在では全国シェア70％超（自社調べ）。情報インフラを国内隅々へ広げる一翼を担っています。

通信インフラを支える仕事には、通信基地局をはじめとした通信インフラの構築や、ケーブルテレビ、電気通信工事の施工管理などのほか、市町村や地域のケーブルテレビ局等と折衝を行う営業、顧客サポートなど幅広い仕事があります。当社では総合職として各部門に配属となった後も、ジョブローテーションでさまざまな仕事にチャレンジできるチャンスがあり、できることやスキルの幅が広がっていきます。業務の進め方も、大きな裁量のもと自分で決めていけるので、意欲があれば急速に成長することが可能。そうして「通信インフラのプロ」としてステップアップすることで、より多くの人々のインフラを支える・貢献するやりがいが深まっていきます。

通信インフラの進化は凄まじく、現在特に注目を集めている技術が、あなたもきっと耳にしたことがある「5G」です。そしてその中でも企業や自治体からの期待が高まっているのが「ローカル5G」という技術。これは各ニーズに応じて自らの建物内・敷地内でスポット的に5Gネットワーク網を構築できるもので、いわゆる一般的な広域利用の「5G」環境が整わないエリアでも利用できるのが特徴です。当社は2021年7月にローカル5Gに関する実験基地局免許を取得し、いち早く、ローカル5Gの広域利用の可能性を探るための実証実験を開始。今後の通信インフラの主役と目される5Gの普及に貢献しており、業界全体を牽引しています。