私たち名寄市は、道北地方の商業・産業の中心地として栄えてきた都市です。
全国有数の生産量を誇るもち米をはじめ、アスパラやスイートコーン、かぼちゃ、薬用植物など
寒暖差を活かした多彩な農産品が自慢です。
雪質に定評ある名寄ピヤシリスキー場、ピヤシリシャンツェ、
道立サンピラーパーク内のクロスカントリーコースや屋内カーリングホールがあり、
冬季スポーツの合宿や大会の拠点として全国から人が集まります。
医療・福祉・教育・文化・スポーツの各分野において、非常に充実した「安心・安全な都市機能」を持ってること、これが私たち名寄市の大きな特徴であり魅力となっています。旭川以北では唯一の救命救急センターをもつ名寄市立総合病院や、日本最北の公立大学である名寄市立大学。また、国内最大級(1.6m)の口径を誇る反射望遠鏡が設置された市立天文台「きたすばる」や、道立の屋内カーリング施設、スキージャンプ大会の国内開幕戦が行われるピヤシリシャンツェなど、それぞれの分野で存在感を放つ施設が市内に設けられています。大手経済出版社の調査による「住みよさランキング」においても、北海道内で毎年上位に位置付けられています。
上記のように、市内にはジャンプ台、カーリング場、さらにはスキー場など、冬季スポーツにかかわるさまざまな施設が数多く設置されています。そこで道北地方の長い冬を活かし、私たちは日本国内における冬季スポーツの一大拠点となることで国内外の多くの人々とのつながり作りを図るとともに、市民にも冬季スポーツにかかわる機会を増やしてもらおうという活動に取り組んでいます。例えば、市内の小中学校では体育の授業でスキーやカーリングを指導。また2019年のカーリング日本選手権では、市職員が中心メンバーとなったチームが出場し活躍しました。「ウインタースポーツといえば名寄」、そんな認知が今後ますます広がっていくかもしれません。
市役所内には、市役所総務部、市民部、健康福祉部、経済部、建設水道部、教育部といったさまざまな部署があり、一般事務職はこうした部署、さらには市立総合病院、名寄市立大学などの職員として活躍していただくことになります。経済部というのはイメージしづらいかもしれませんが、名寄市の基幹産業である農業施策のほか、営業戦略室を設置し市役所の各部署と連携しながら名寄市の売り込みを図っていく仕事です。市役所の役割とは、究極的には市民のみなさんの幸福を実現していくことです。そして限られた資源を生かし多様化するニーズに対応していくためには、職員一人ひとりの知恵を最大限に活かすことが不可欠。やりがいのある仕事です。
事業内容 | ◎地方自治体
平成18年3月、旧名寄市と旧風連町との合併により新名寄市が誕生し、双方が築いた歴史や伝統が受け継がれました。 「星・雪・きらめき 緑の里なよろ」をキャッチフレーズに「協働」、「健康」、「生活」、「活力」、「人づくり」の5つの基本理念のもとに、「自然の恵みが人と地域を育み 市民みんなで創る 心豊かな北のまち・名寄」を将来像に掲げ、各種の施策を展開しています。 名寄市が誇る豊かな天塩川の恵みや先人が培った歴史・伝統・文化を大切な財産として、未来に誇れる郷土を創るために、人と人との結びつきを大切にし、市民一人ひとりが創造力を発揮して、地域が持つ「本物の豊かさ」を追求し、市民主体のまちづくり、そして市民がまちを愛し、暮らし続けたいと感じるまちづくりを進めます。 |
---|---|
設立 | 2006(平成18)年3月 合併により新設 |
資本金 | 公共機関のためありません。 |
従業員数 | 令和6年4月1日現在
920名 一般行政 255名 教育部門 138名 病院部門 488名 上下水道 25名 その他 14名 |
売上高 | 公共機関のためありません。 |
代表者 | 市長 加藤剛士 |
事業所 | 【市役所所在地】
北海道名寄市大通南1丁目1番地 【市立総合病院所在地】 北海道名寄市西7条南8丁目 【その他施設】 スポーツ施設、文化施設、交流施設、病院・診療所など市内各所 |
沿革 | 1900年 山形県東栄村(現鶴岡市)より開拓団が集団移住
1902年 上名寄村戸長役場開庁 1903年 上名寄・士別間 鉄道開通。風連停車場開業 1909年 上名寄村誕生。2級町村制が施行され多寄村として独立 1915年 上名寄村が名寄町に改称 1920年 下名寄村(現在の美深町)から智恵文村が分村 1924年 下川村(現在の下川町)を分村 1954年 智恵文村を合併 1956年 市制施行で名寄市に改称(全道で21番目) 2000年 開拓100年記念式典 2006年 3月27日 風連町と合併し(新)名寄市発足 |