ひるがみ温泉株式会社

リニア中央新幹線の開通予定で期待の南信州エリア、木曽谷と天竜峡に挟まれた奥座敷の昼神温泉郷に「石苔亭いしだ」は位置します。日本情緒豊かな夷毘沙門で皆さまをお迎えし、敷地には数寄屋造りの建物や露天風呂などの温泉施設、茅葺きの茶室などを配し、信州の旬を堪能できる会席料理とともに、心づくしのひとときがお楽しみいただける旅館です。中でも最大の特徴は、本格的な能舞台。「紫宸殿の宴」と称して和太鼓・琴・三味線・和芸・狂言などを日替わりで上演しています。これらはすべて、「旅館業を通して日本文化の良さを多くの人へ伝え、心づくしのおもてなしで感動を提供できる企業でありたい」という、私たちの想いの表れです。

「日本文化の良さを継いでいきたい」という当社の想いは、ブライダルプランにも踏襲しています。コンセプトは「伝統とモダンが織りなす和ウェディング」。とくに石苔亭いしだオリジナルの「吉祥ふるさと祝言」では、馬に乗っての花嫁行列に日本の伝統芸能を取り入れ、ふるさとのお祭りを思い出させる太鼓や笛の演奏とともにお二人の門出をお祝いしています。愛の誓いは神聖なる能舞台で、伝統芸能の演出を添えて。その後の披露宴は、大広間で地産の食材をふんだんに使ったお祝いの和食会席祝い膳とともに。日本文化への想いをのせた当社ならではの演出を、多くの方が人生の記念にふさわしい趣向としてお選びくださっています。

「石苔亭いしだ」の一番の魅力を問われたならば、当社は迷わず「人」と答えます。「石苔亭いしだ」を成り立たせ、支えているのは、スタッフ一人ひとりのきめ細やかな心配りやおもてなしに他なりません。当旅館を舞台にお客様との触れあいから生まれる充実感や幸福感こそが当社の宝と考えています。そのため、いつも社員を第一に、働きやすい条件を整えることはもとより、毎月の全体ミーティングで活躍者を表彰したり、月ごとに発表者を変えて、人前で話す機会を作ることで成長を促すなどの取り組みを続けています。全員が集まる機会があることで横のつながりも強化され、当社自慢のチームワークの良さにもつながっていると自負しています。