建設塗装工業株式会社

1939年に、鉄道橋りょうの塗装工事を担う会社としてスタートした当社。鉄道省や国鉄からの要請に応え、戦中・戦後を含め厳しい局面も会社として乗り越えてきました。現在も鉄道橋りょうの塗装工事は当社のメイン事業で、大切な交通インフラを長期にわたり守ることを使命として、JR各社と安定的に取引を続けています。また、当社の事業は鉄道をまたぐ道路橋や跨線橋の工事にも発展していて、官公庁や高速道路会社などの依頼を受けて、これらの塗装工事も行っているのです。さらに今日では、塗装に加えて、鋼桁・コンクリート床板・高欄などの補修工事にも対応。年月を経た橋りょうなどの構造物の維持管理に貢献し、安全な暮らしを支えています。

当社は鉄道橋りょうの塗装工事で培ったノウハウを活かし、新分野への挑戦を進めてきました。具体的には、送電鉄塔・歩道橋・空港の連絡橋などの塗装工事や、強度診断のコンサルタント業務といったことも手がけていて、鋼構造物に関するあらゆる施工・提案を行っています。また、1990年代後半からマンション修繕・建築事業にも進出。マンション大規模修繕工事を得意とし、足場の設置から建物劣化修理・塗装・防水工事まで、トータルに施工する技術力を有しています。さらに近年は、お客様の要望を受けて高架下建物の改修・新築工事も手がけているのです。そのほか、各種工事の安全性向上のために、足場材や吊材などの開発も自社で行っています。

当社では多くの社員が「施工管理」として活躍中。施工管理は、さまざまな工事を安全かつ円滑に進めるために欠かせない存在で、社員たちは知識・技術力の向上を目指して日々の仕事に取り組んでいます。大規模な工事を手がけることもあり、ときには仕事の難しさを感じる場面も。その一方で、工事が無事に完了したときには格別な達成感を味わうことができ、社員たちは「みんなで力を合わせて社会インフラを支える」というやりがいをもって仕事に励んでいるのです。こうした中、当社は塗装・補修・足場関係の技術企業と提携し、研究発表会や講習会など先端技術を修得できる機会を設けていて、頑張る社員の成長を手厚くサポートしています。