株式会社ケーズホールディングス

ケーズデンキでは、ポイントなどによるお客様の拘束をしない「現金値引き」にこだわりをもっています。満足できる商品を納得できる価格でご購入いただくためには、お客様と販売スタッフのコミュニケーションが必要になります。商品の新しい機能や特徴はスタッフの説明が必要不可欠ですが、私たちは商品の説明だけでなく、いろいろな会話を通してお客様のニーズをつかみ、本当に欲しいと思っていただける商品を一緒に探し、納得いただける価格でご提案しています。これは言ってみれば商売の原点。セルフ販売ではなく、お客様の立場に立った丁寧な接客こそがお客様の信頼と満足を生み、ケーズデンキのファンを増やすことにつながっています。

私たちが事業を行う上で最も大切にしていること、それは、ケーズデンキに関わる人すべてが幸せになるということです。お客様、お取引先の方々、株主の皆様、そして従業員にいたるまで、私たちを取り巻く多くの「人」とその「わ(和・輪)」に支えられて私たちの事業が成り立っていることを常に意識し、常にそうしたすべての方々に対してやさしい企業でありたいと考えています。例えば従業員に対しては、仕事と家庭の両立ができる職場を目指して具体的な取り組みを行い、女性の育児休暇取得率は100％。男性も育児休暇取得が人事考課に影響しないことも実証されているなど、従業員も、その家族もイキイキと働ける環境作りを実践しています。

売上高7,183億6,900万円、店舗数556店舗（連結・FC含む／2024年3月現在）。好況、不況に左右されず、家電販売業界でもトップクラスの規模と安定性を誇るケーズデンキ。「お客様の満足のため、正しいことを確実に行う」ということを基本に「無理・無駄・ムラ」を徹底的に廃して、正しいこと、すべきことをきちんと見極め選択し、実践しています。これがケーズデンキ独自の「がんばらない経営」です。ノルマで販売スタッフを縛らず、お客様に寄り添った接客を心がけることや、ドミナント出店により販促コストを抑えるなど、無理な戦略を立てず、最大限能力を発揮する努力を積み重ねることが、ケーズデンキの安定成長を支えているのです。