これが私の仕事 |
多種多様な医薬品原料の品質試験 私は工場で原料の受入れ試験を担当しています。工場の製造で使われる原薬や添加剤がきちんと規格を満たしているか理化学試験を行い、調べています。自分が出した試験結果が、この後の製造工程に進められるかどうかを決定する一因を担っているため、最初はとても緊張しながら試験を行っていました。当社では数百種類の品目があり、1つの品目でも多様な試験を行います。中学の理科の実験でやっていた炎色反応から分析機器(HPLC、IR、UVなど)を用いたものなど様々です。多種多様な試験を行うことができるので、実験や分析が好きな私は楽しく業務を行っています。最初は知らないことだらけで、覚えることも多く苦労しましたが、その分学ぶ機会も多く、成長を実感できる仕事だと思います。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
ルーティン業務だけじゃない、原因の追究 原料の受入れ試験のなかで「類縁物質」という原薬の分解物の量を調べる試験を行っています。まず原薬を入れないで測定を行うブランク測定というものを行うのですが、検出されないはずの数値がその段階で検出されてしまい、2日で終わる試験が1週間以上かかってしまいました。原因は試験用の水のなかにある微量の異物を感知していたためでした。試験がうまくいかなかった原因を、上司からのアドバイスも頂きながら特定できたときは嬉しかったですし、試験や分析機器の理解が深まりました。入社当時は、試験がうまくいかないときにその理由が分からず、与えられた指示をこなすだけで精一杯でした。しかし業務に慣れていくうちに、なぜ試験がうまくいかなかったのか原因を自分で見つけられることが増えていき、成長を実感できています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
多品目の医薬品を扱えるという自分に合った環境 就職活動時にこの会社に注目した理由は、会社自体の歴史は浅いものの数多くの品目数を取り扱っており、取扱い品目も年々増加しているためでした。もともと実験や分析というものが好きで、様々な試験業務に携わりたいと考えていたため自分に合っていると思いました。また、大学の時、親会社の日本調剤ではない他の薬局で薬局実習を行っていましたが、日本ジェネリックの医薬品を目にする機会が数多くあり、多くの患者さんへの貢献を間接的に感じることがありました。そのため、自分がやりたかった様々な試験を行うことで患者さんへの貢献につなげられるこの会社が自分にピッタリだと感じました。まだ会社の歴史は浅く、若い年代も多いため、自分とともに会社も成長する、自分に最適な環境だと感じたためこの会社に入社を決めました。 |
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これまでのキャリア |
つくば工場 品質管理部 品質管理課(現職・2021年4月新卒入社~) |