JFEケミカル株式会社
ジェイエフイーケミカル
2026
業種
化学
石油・石炭/ガラス・セラミックス/鉄鋼/半導体・電子部品・その他
本社
東京
インターンシップ&キャリアの評価(-件)
総合評価 - 評価が高い項目 -

私たちはこんな事業をしています

【化学製品、磁性材料の研究開発、製造および販売】
●東京/千葉/岡山/中国/タイに拠点有
●JFEグループの化学事業会社であり石炭化学の規模を表すタール蒸留能力ではグループ全体で175万トンを誇る世界有数の石炭化学メーカー。化学業界でも上流に位置するため、あまり知られていませんが、製鉄所で発生するコールタールやガス等を原料とし、基礎化学品から機能性化学品まで化学製品を産み出し社会に貢献しています。

当社の魅力はここ!!

事業優位性

2003年4月に誕生した、世界有数のコールケミカルメーカー。

JFEケミカルは川崎製鉄とNKKの統合に伴い発足したJFEグループの中核化学会社です。コールケミカルメーカーとしての事業規模を表すタール蒸留能力はグループ全体で年間175万トンを誇り、世界最大級の規模です。コールはオールドな燃料資源として知られていますが、化学資源としてのコールは様々な素材を生み出す成分を持っており、私たちの創り出す機能性化学品は、ITを支える製品や車載用電池など最先端製品として幅広く使用されています。私たちはコールケミカルを中心に、次代のニーズに応じたユニークな製品を創り出し、未来を拓く企業として進化し続けます。

技術力・開発力

ケミカル研究所研究棟。新たな研究開発拠点から未来へ挑む

自社研究開発体制の強化による商品開発力の向上を目指し2006年4月に「ケミカル研究所」を設立。鉄鋼生産での副産生成物であるコールタールやガスに含まれる成分や酸化鉄から社会に役立つ新しい製品を開発しています。例えば精密化学品分野では、インデン、フルオレン等を用いた様々な樹脂改質材を開発。医薬品や光学レンズ等に広く用いられる多機能な化学原料の研究開発を進めています。また、磁性材分野では、鉄鋼プロセスから得られる高品質の酸化鉄原料から、トランスやコイルの磁芯材料であるソフトフェライトや電波吸収体フェライト磁性粉などの新材料を開発しています。

社風・風土

誰もが活躍できる、風通しのよい企業風土。主役は若い人材。

母体企業であるJFEスチールの出身者をはじめ、中途入社社員など、JFEケミカルには多彩な経歴を持つ人材が集結。“言いたいことが言い合える”フランクな雰囲気の中、社内では若手も含めた多士済々での議論がよく見られます。正にフラットで真新しい組織風土の中、若い人材が主役となって活躍できる環境が整っているのです。年齢にかかわらず、若手にも責任ある仕事をどんどんと任せており、ともにやりがいある仕事に取り組む仲間が集っています。また、在宅勤務やフレックス制度、育児休業を活用することで、様々なライフイベントがあってもプライベートと仕事と両立をすることができます。

会社データ

設立 2003年4月1日
資本金 60億円(JFEスチール(株)100%)
従業員数 578名(2024年4月現在)
内総合職174名(事務系48名、技術系126名)
売上高 2014年3月期連結:1,182億円
2015年3月期連結:1,149億円
2016年3月期連結:  877億円(JFEスチールへ一部事業移管)
2017年3月期連結: 803億円
2018年3月期連結:1,023億円
2019年3月期連結:1,151億円
2020年3月期連結:1,045億円
2021年3月期連結: 791億円
2022年3月期連結:1,277億円
2023年3月期連結:1,691億円
2024年3月期連結:1,462億円
代表者 取締役社長 大門 博史
事業所 ●本社(東京都台東区)
●ケミカル研究所(千葉県千葉市)
●東日本製造所
 千葉工場(千葉県千葉市)
●西日本製造所
 倉敷工場(岡山県倉敷市)
 笠岡工場(岡山県笠岡市)

※3つの工場はそれぞれJFEスチール(株)と同じ製鉄所内にあって、原料の供給からさまざまな
   製品の製造まで、一貫製造体制が整っており、最高水準の競争力を実現しています。
製品概要 製鉄所において鉄鋼を製造する中で石炭から発生するコールタールやコークス炉ガスなどを主な原料に、さまざまな化学製品の研究開発、製造および販売を行なっています。
事業内容/化成品 〇JFEスチールのコークス工場で発生する「コールタール」「粗製ベンゼン」等から、
各種産業向けに基礎化学品を生産しています。
   ●ピッチ製品 ピッチ製品は、スクラップから新たな鉄を製造する電気炉の電極や製鉄用耐火
   物に使用され、鉄などの生産に貢献しています。
   ●クレオソート油 タイヤには耐摩耗性を高める補強材として「カーボンブラック」という炭素の
   微粒子が使われています。この原料がクレオソート油で、様々な黒色樹脂の補強材となってい     
   ます。
   ●ナフタリン・無水フタル酸 ナフタリン・無水フタル酸は、塩化ビニル樹脂の可塑剤、タイヤの
   原料ゴムの乳化重合用分散材、電柱等の高強度化に用いられるコンクリート減水剤などの原
   料に使われています。また、JFEケミカルは精製ナフタリンを製造・販売する日本で唯一のメーカ
   ーです。
   ●ベンゼン類 ベンゼンはプラスチック製品や衣料品、洗剤、建材などの石油化学製品の基礎
   原料です。トルエン・混合キシレンは塗料や溶剤として使用されています。
   ●フェノール、クレゾール類 基礎化学品として、フェノール樹脂・難燃剤・半導体封止材・絶縁
   ワニス(上塗り材)等に使用されています。
   ●硫安・液化アンモニア 硫安は代表的な窒素肥料です。液化アンモニアは肥料原料や脱硝
   用途として使用されています。
事業内容/精密化学品 〇「インデン」「フルオレン」は、コールタール中に固有に含まれる宝石ともいうべき成分です。
その化学反応から生じる色や光に対する特異な性質から光学分野を中心とした製品へ用いられます。
   ●インデン誘導体 光機能材料、機能性樹脂の原料として使われています。スマートフォンのレ                       
   ンズやパソコンのディスプレイ等に使用されています。
   ●フルオレン誘導体 優れた低複屈折性、透明性、耐熱性などを生かし、有機EL素材や光学素
   材・電子回路基板などに欠かせない材料になっています。
   ●ポリイミド:高純度モノマー/耐熱絶縁ワニス スマートフォン、液晶、複写機などに使用されて
   います。高純度原料、液状樹脂を生産し、高機能化に貢献しています。
   ●特殊フェノール樹脂 特徴あるフェノール樹脂類を開発し、電子回路基板や半導体材料など
   に使用されています。
   ●アセナフチレン 二重結合とナフタレン骨格を持つ化合物で、ポリオレフィンの機械的強度・耐
   熱性・光学物性を高める添加剤です。
事業内容/電池材料 〇絶え間ない研究開発で、世界最高性能の負極材を開発、提供しています。
   ●天然黒鉛負極材 天然黒鉛は結晶性が高く高容量であることが特徴ですが、そのままでは
   電解液との反応性が高く、膨張や容量低下等の電池性能劣化の原因となります。JFEケミカル
   では球状化した天然黒鉛を独自技術により改質。電解液との反応性を抑え、リチウムイオン2
   次電池に適した負極材へと進化させています。
   ●ハードカーボン負極材 独自技術により結晶性の発達を抑止したハードカーボン(難黒鉛化
   性炭素)は、コールタールを原料として製造されるJFEケミカルオンリーワン商品です。黒鉛より
   も優れた入出力特性と高耐久性を有し、ハイブリッドカーや次世代電動車向けに成長が期待さ
   れています。
事業内容/磁性材 〇酸化鉄からフェライトコアまでの一貫生産を世界で唯一行っており、総合的な磁性材技術サービスを目指しています。
   ●酸化鉄 JFEスチールからの高純度原料を使用し、世界最高品位の酸化鉄粉末を生産してい
   ます。高純度酸化鉄のシェアは世界トップクラスです。
   ●フェライト粉 ソフトフェライト用仮焼粉・造粒粉の他、複写機のインク転写材料、電子レンジ用
   発熱粉等として使用されています。
   ●フェライトコア 自動車の制御系・センサー等に関わる部品、産業機器用のノイズフィルタ、家
   電製品の電源やアダプタ、車載電源用途等に使用されています。
研究開発 2006年4月に新製品・新プロセスの開発を担うケミカル研究所を設立。2009年10月には
新しい研究棟も完成しています!
インデン・フルオレン等のさまざまな素材の合成・精製技術や、リチウムイオン二次電池
負極材用炭素材料の開発等、製造と一体となってお客様のニーズに応える研究開発を
実現しています。
関係会社 <国内>
JFEフェライト、JFEマグパウダー、ケープラシート、ケイアンドディーファインケミカル、
フルファイン、JOカーボン
<海外>
中国:江門JFE磁性材有限公司、JFE磁性材(香港)有限公司、JFE磁性材(深セン)有限公司
    山東JFE振興化工有限公司、棗庄JFE振興化工有限公司    
    烏海宝傑新能源材料有限公司
タイ:JFE Ferrite(Thailand) Co.,Ltd.、J Ferrite Powder(Thailand) Co.,Ltd.
●JFEケミカルグループ全体では国内802名、海外1,239名の計2,041人もの社員が働いており、
   一大企業グループを形成しています。
沿革 2003年 4月 川崎製鉄化学事業部とNKKの化学事業会社であるアドケムコ(株)が統合してJFEケミカル誕生
2005年 9月 「山東JFE振興化工有限公司」を合弁で設立
2005年10月 酸化鉄事業を再編、「JFEマグパウダー」設立
2006年 4月 「ケミカル研究所」の設立
2009年10月 ケミカル研究所「新研究棟」完成
2010年 4月 「JOカーボン」設立
2013年11月「棗庄JFE振興化工有限公司」を合弁で設立
2015年 1月 「棗庄JFE振興化工有限公司」にてタール蒸留設備稼動開始
2015年 7月 Cガス精製受託業務をJFEスチール(株)へ移管
CSR活動 CSR活動にも積極的に取り組んでおり、社員一人一人が清掃活動等の地域ボランティア活動を実施しています。

この活動の一環として、わが国で問題になっている「少子化」にも焦点をあて、
第一子30万円、第二子50万円、第三子以降70万円もの誕生祝い金というユニークな制度を設けています。
「JFEケミカル」が目指すもの 合言葉は「オンリーワン、ナンバーワン、ファーストワン」。この目標に向かって社員一人一人がチャレンジし続けています。
 (1)オンリーワン~世界で唯一
  JFEケミカルにしかできない製品を創りだす
 (2)ナンバーワン~世界で1位
  JFEケミカルが世界1位のシェアを持つ製品を創りだす
 (3)ファーストワン~世界で初めて
  JFEケミカルが世界で初めて実用化を行なう製品を創りだす

わたしたちの思いに共感できる方をお待ちしています。
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