「山中無歴日」「お客様に自然の中で時間を忘れてゆっくりと過ごしていただきたい」をコンセプトにした温泉旅館【豊栄荘】。3000坪の敷地に用意した客室は全14部屋。毎日、国内外からお客様が来訪され、特別な時間を過ごしています。温泉や料理、部屋など「モノ」の質を上げることはもちろん、豊栄荘でしか味わえない体験(コト)に焦点を当て、付加価値の高い旅館運営を目指しています。
飛騨から移築した400年の歴史を誇る合掌造りの客室「雉子亭」をはじめ、タイプの違う14室を用意している「豊栄荘」。眼前に広がる湯坂山や3000坪の敷地内にある悠然とした自然を眺めながら、至福のひとときを過ごせる温泉旅館です。私たちが大切にしているのは、「コト」に焦点を当てた旅館づくり。「温泉が最高」、「料理が美味しい」など「モノ」を褒められることはもちろん、「初めて雨が心地良いものだと気がついた」「日本の文化に感銘を受けた」という「コト」に対しての評価が高いのが豊栄荘の特徴。今後も「豊栄荘ならではの価値」を高めながら、より多くのお客様をおもてなししていきたいと考えています。
豊栄荘では、社員同士がとても仲が良く、互いを思いやり、部署の垣根を越えて助け合える風土が根づいています。また、お客様へ良質なサービス提供を行うためにも「まずはスタッフに豊栄荘を好きになってもらいたい」と考え、働きやすい環境づくりに取り組んでいる当社。フレックスタイム制の導入や社員寮の整備などを行い、安心して働け、プライベートの時間も確保できる環境を用意しています。さらに、お客様を癒す露天風呂や大浴場は、社員も使用可能。仕事終わりの「湯ったりタイム」は格別です。人生で多くの時間を注ぐ仕事だからこそ、仕事を通して自分を磨き、心豊かに過ごしてほしいと考えています。
私たちの使命は「お客様に時間を忘れのんびりしていただく」こと。お客様と一番長く接するサービス総合職は、旅館の印象の決め手となることも多く、重要な役割を担っています。接客、料理、豊栄荘のあり方などを共有する研修などを用意しているため、徐々に豊栄荘らしさを理解してほしいと思っています。また、豊栄荘にはインバウンドのお客様が多く宿泊されるため、語学力向上はもちろん、国際感覚や多様な文化・価値観、国際的観点などを身につけられるのも、この仕事ならではの特徴。社員一丸となってお客様をもてなすチームワークを大事にしながら、一人ひとりの個性を生かし合える。そんな環境でイキイキと活躍してほしいと考えています。
事業内容 | 温泉旅館の運営 |
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設立 | 1956年 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 15名(20▲▲年▲月時点) |
売上高 | ▲億円(20▲▲年▲月実績) |
代表者 | 代表取締役 原健一郎 |
事業所 | 神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋227 |
豊栄荘のはじまり | 豊栄荘を創業した豊永権二はサービス精神旺盛で大胆な発想の持ち主でした。満州出身の豊永は雉子(きじ)が美味であることを知っており、飛騨から移築した築350年の合掌造りの建物に「雉子亭」と名づけ(武者小路実篤先生命)、対岸の湯坂山で飼育された3000羽の雉子を使用した雉子料理でお客様をもてなしていました。これが現在の豊栄荘のルーツとなります。 |