南九州から全国へ― 安心・安全、美味しさにこだわった豚を届けたい。
鹿児島は全国からみても有数な畜産大国。
薩摩半島南端の広大な土地の、のびのびとした環境で養豚事業を行っています。
そこで育った「こだわり」の豚は、現在は、東京に本社のある「スターゼン」や「日本ハム」を通して全国に販売。
これからは、「第六次産業」の発展にも力を入れ、「食」に幅広く携わっていくビジョンを掲げています。
はじめまして。平成21年7月より理事長に就任した宮路善男です。当社は昭和41年に創業して以来、この鹿児島で大切に豚を育て、消費者のみなさんに美味しい豚肉を出荷してきました。現在は農場も増え、年出荷頭数は約3万6000頭。スタッフは23名まで増加しています。次なる目標は、組織力の強化と規模拡大。飼育環境や業務効率化、新人教育、会社全体でのコミュニケーションの向上などをさらにブラッシュアップし、よりしっかりとした社内体制をつくることに努めてします。「家業」から「企業」へ。「家族」から「組織」へ。私たちは今、大胆な改革に取り組んでいます。その中で、あなたの生きがいを見出してみてはどうでしょうか?
「リキッドフィーディング」とは、日本の食文化の特徴である「大量生産・大量廃棄」の裏で生まれる多くの食品ロスを再利用し、液体飼料として豚に与えるシステム。栄養価が高いだけでなく、環境面・コスト面に大きく貢献できるため、今世界中で注目を集めている養豚方法です。豚にも地球にも優しい畜産を。さらなる品質向上のため、当社でも独自飼料の研究を進めています。近い将来の出荷目標は2万頭。自社ブランドの確立、加工商品の開発、販売ルートの開拓など、まだまだ市場拡大の余地は豊富に残っています。外部から講師を招いての勉強会なども積極的に開催し、順調にスキルアップ中。成長は、ここからが本番です。
種付け、分娩、子豚の管理、餌やり、出荷など養豚に関わるすべてを一貫して行っています。入社後は基礎からスタートし、少しずつ業務の幅を広げていってください。生命を扱うだけに、どの業務においても「気配り」と「観察力」が不可欠。見た目、ニオイ、鳴き声、感触に異常がないか。わずかなストレスが病気や体調不良の原因となるため、常にアンテナを張っておかなければなりません。慣れるまでは先輩の隣で経験を積み、知識を身に付けてほしいと思います。もちろん飼育実績による評価は給与にしっかり反映。やる気さえあれば、どんどん上のポジションをお任せします。まだまだ広がる畜産ビジネスの未来。高い意欲を持って取り組んでください。
事業内容 | 養豚一貫生産に関する農場内全般業務
(子豚管理、肉豚管理、出荷) |
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設立 | 昭和41年 |
資本金 | 435万円 |
従業員数 | 23名(関連会社:有限会社美原農場、指宿農場への出向含む) |
売上高 | 9億円(平成29年度、全農場) |
代表者 | 理事長 宮路 善男 |
事業所 | 【岩戸牧場】
鹿児島県枕崎市板敷西町362番地 【美原農場】 鹿児島県枕崎市美原町484番地 【指宿農場】 鹿児島県指宿市小牧町1605-12 【知覧農場】 鹿児島県南九州市知覧町塩屋字下谷25192‐2 |
頭数 | 1万4000頭 |
取引先 | スターゼン(株)、日本ハム |