創業から130年、小岩井農場は一貫して農林畜産業をベースとし、第一次産業から第三次産業に至る六次化の運営を継続して参りました。
畜産、造園施工、観光サービス、食品製造・販売、各種検査、バックオフィス業務等、主に理系学部の方と関係の深い事業が多いですが、文理を問わない事業もあります。
私たち小岩井農牧は、岩手県・雫石町に、小岩井農場を所有し、様々な事業を展開しております。農場の開設は明治24(1891)年。共同創始者の小野義(ぎ)眞(しん)、岩崎彌之助、井上勝の三人の頭文字を取り、「小岩井」と命名されました。草木が一本もない荒野に、一本の木を植えることから始まり、オランダから乳用牛を輸入し、全国に先駆けて開始した酪農事業を始め、採卵鶏の雛販売、山林経営、緑化造園、観光施設の運営、食品の製造・販売等、早くから産業の6次化を実現、事業の多角化を図って参りました。昨年・令和3(2021)年には、農場創業から、130年の節目を迎えました。
小岩井農牧では、従業員一人一人が、安全・安心な製品を生み出すために、品質管理を徹底し、向上心を持って仕事に取り組んでいます。個々のやりがい、意見を尊重する風土があり、例えば牛のコンテストで賞を取りたい人にはチャレンジできる機会を用意しますし、受胎率や乳量を上げたい人には、とことん牛と向き合う環境を整え、資格取得も援助する等、どんなチャレンジも尊重します。実践経験を積みやすいため、スキルアップもしやすい環境です。みなさんも小岩井農牧でやりたいことにチャレンジしてみませんか?
わたくしたちは、「自分たちのブランドを大切にし、誠実であり、挑戦し続け、責任を自覚した行動ができる人間」を目指しています。このような行動をし続けることで、小岩井農場にお越し頂く・我々のブランド商品をお買い求め頂くお客様が、幸福感を得て頂くことに繋がると考えています。社会課題について、弊社として何ができるのかを考え、取り組み、解決しながら、企業としての利益を創出していくことが、世のお役に立つことだと考えております。このような考えに共感頂ける方を、弊社は求めています。
【新型コロナウイルス感染症への対応】 | ・個別説明会については、参加予約を開始しました。専用サイトより予約願います。
・開催にあたっては、原則、動画およびweb説明会とし、一次選考・二次選考ともに、web面接 と致します。 ・最終選考のみ、岩手/小岩井農場にて、対面で行います。 ・最終選考会場には消毒薬、パーテーションを用意します。 ・状況によって、開催を見送るもしくは日程を変更する場合は、個別にご連絡致します。 ご心配な点があれば、下記まで直接お問い合わせください。 (採用担当:阿部宛) hiro_abe@koiwai.co.jp |
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事業内容 | ◆小岩井農場の運営、管理
・動植物の育種・改良・増殖・および販売 ・農畜産品の生産・加工、および販売 ・林産品の生産・加工、および販売 ・緑化造園事業ならびに、これに関連する樹木の生産および販売 ・観光事業および旅行業、これに関連する施設の経営 ・その他上記に付帯する一切の業務 |
設立 | 昭和13年(1938年) |
資本金 | 2億5600万円 |
従業員数 | 290名 |
売上高 | 43億円(令和2年度実績) |
代表者 | 代表取締役社長 辰巳 俊之 |
事業所 | ◆東京本社
東京都千代田区丸の内二丁目5番2号(三菱ビル7階) ◆小岩井農場 岩手県岩手郡雫石町丸谷地36番地1 |
敷地面積 | 3000ha |
関連会社 | ◆小岩井乳業株式会社
東京都千代田区丸の内二丁目5番2号(三菱ビル7階) |
沿革 | 1891 明治24 ● 井上勝が小岩井農場を開設
1899 明治32 ● 岩崎久彌、小岩井農場を継承 ● 家畜の育種改良に着手 ● 下総御料牧場幹部を農場経営責任者として迎える ● 植林造成を本格的に開始 1899 明治32 ~1908 明治41 ●上丸牛舎群建設 1901 明治34 ●オランダよりホルスタイン種牛、イギリスよりエアーシャ―種牛・シュロップシャ ー種緬羊、スイスよりブラウンスイス種牛輸入 1902 明治35 ● 発酵バターの市販開始 ● 育馬事業開始 1903 明治36 ● 農場本部建設 1904 明治37 ● 場内馬車鉄道設置 1905 明治38 ● 天然冷蔵庫建設 1907 明治40 ● イギリスよりサラブレッド種場輸入 ● レンガイサイロ 1909 明治42 ● 植林1,000町歩達成 1916 大正5 ● 四階倉庫建設 1933 昭和8 ● カブトヤマ号小岩井農場産駒初のダービー優勝馬となる 1938 昭和13 ● 小岩井農牧株式会社設立 1941 昭和16 ● 農場産セントライト号日本初の三冠馬となる 1948 昭和23 ● 小金井牧場開設(1966 昭和41 埼玉県狭山市に東京工場として移転) 1949 昭和24 ● 育馬事業終息 1950 昭和25 ● 農場用地解放(この年までに1,039町歩[ha]解放) 1958 昭和33 ● 馬車鉄道廃止 1962 昭和37 ● 種鶏事業本格的に開始 1965 昭和40 ● 小岩井農産株式会社設立 1967 昭和42 ● 観光事業本格的に開始 1972 昭和47 ● 緑化エンジニアリング事業開始 1976 昭和51 ● 乳業事業を分離し、キリンビール株式会社との折半出資にて小岩井乳業 株式会社設立 1977 昭和52 ● 小岩井農牧株式会社100%出資にて小岩井ファームサービス株式会社設立 1978 昭和53 ● 農場内に小岩井乳業株式会社小岩井工場完成 1980 昭和55 ● 技術研究センター発足 1992 平成4 ● 鶴ヶ台牛舎完成 1993 平成5 ● 観光部遊園地を「小岩井農場まきば園」として整備 ● まきばの天文館開設 1995 平成7 ● 岩手県森林組合などとの共同により、株式会社岩手モクアート(どんぐり コロコロ)設立 ● 小岩井農産株式会社で人材活用ビジネス事業開始 1996 平成8 ● 場内建造物9棟、国登録有形文化財となる 1998 平成10 ● 農場たまご事業開始 ● 農場商品販売事業本格的に開始 2001 平成13 ● ISO14001取得 ● 小岩井ファームサービス株式会社製菓・製パン工場、農場内に完成 2002 平成14 ● ISO9001取得(環境緑化部) ● 東京丸の内・丸ビルに「西洋御膳フレミナール小岩井」開業 2003 平成15 ● 植木植物園開園 2006 平成18 ● 雫石町・三菱重工株式会社等との共同により設立した「株式会社 バイオマスパワーしずくいし」のバイオマス発電施設が稼働開始 2008 平成20 ● 小岩井ファームサービス株式会社に農場商品販売事業を統合し、 小岩井農場商品株式会社に社名変更 ● まきば園内に乳加工施設「ミルク館」を建設し、乳加工販売事業を 開始 2010 平成22 ● JR東京駅構内に「小岩井農場エキュート東京店」を開業 2011 平成23 ● 東京駒込・東洋文庫内にレストラン「オリエント・カフェ」を開業 2013 平成25 ● 鶴ケ台牛舎に国内最大級の搾乳施設を導入 見学可能エリアを併設 2017 平成29 ● 株式会社小岩井ファームダイニング(首都圏レストラン事業)設立 歴史的建造物21棟が国指定重要文化財となる 孵卵舎新設(東北最大規模) 2020 令和2 ● 菓子類の製造および小岩井農場発信商品の販売全てを担う小岩井農場 商品株式会社を吸収合併し、乳加工・販売事業を統合し、農場発信商品 全ての製造・販売を担う部門として、食品事業部を新設 2021 令和3 ● 小岩井農場創業130年を迎える |