こんにちは。人事課の落合です。
上のハガキは、40年ほど前、若手社員だった方が、母校の山岳部のイベントに参加し、
旅先のネパールから当時の社長へ送ったものです。
長らく 相談役室に大切に保管されていたのですが、今回、引越し整理に伴い、
その方にお返しすることになりました。
万物は無常なもので、
私の実家では、幼少期からの半生を共にした ぬいぐるみを 帰省時に引き取ろうとしたところ、
もう すでに、 居なかった...。 という出来事があったので、
こうして、一通のハガキがずっと大事に保管されていたことは、すごいことだと思いました。
ところで、山登り についてふと思うに、
「タムパ」が重視される現在では、完了までの導線がどんどん短くなっています。
そんな時代なので、40年前 1週間かかった登頂は現在、2日で行ける。
なんてこともあるかもしれません。
仕事の効率化は歓迎されるけれども、
果たして、登山隊の世界観では、革新とどう向き合っているのか?と気になりました。
技術が進歩して効率は良くなっていく。
でもそのぶん、求められる成果のハードルが高くなっている。
楽になったようで、実は挑戦の本質は変わっていない気がします。
就活も、今はツールも情報も充実していて、年々 物理的にやりやすくなっています。
しかしながら、「自分の軸」や「どの山を登るか」は、誰も決めてくれません。
道しるべのない中、自分で行動しながら見つけていく。という意味での“登山”は、
今も昔も 変わらないようです。
これから暑くなりますが、自分と向き合いながら、経験値を積み上げて、
計画的に歩みを進めていきましょう!
※次回の当社説明会は、近日公開予定です!!